松田龍平、ウディネ映画祭2冠も授賞式は「寝てしまっていた」
2016年5月7日 19:55

[映画.com ニュース] 松田龍平主演の映画「モヒカン故郷に帰る」のトークイベントが5月7日、東京・テアトル新宿で行われ、松田をはじめヒロイン役の前田敦子、メガホンをとった沖田修一監督が出席した。
今作は第18回ウディネ・ファーイースト映画祭で、ブラック・ドラゴン賞とブロンズ・マルベリー賞の2冠を達成。松田と沖田監督がイタリア入りしており、沖田監督は受賞発表時の様子を問われ「授賞式の時間が遅かったんですよ」と苦笑い。すると松田も、「僕は時間が開いていたので、寝てしまっていて……」と告白。「はっと気づいたら沖田さんが『はやく!』と。ぼーっとしている状態で、急にテンションが上ってしまった」とひょうひょうと明かし、客席を驚かせていた。
それでも松田は、「とても素晴らしい経験をさせていただきました。イタリア料理がすごいおいしくて、景色がすごいきれいでした」とニッコリ。沖田監督も、「松田さんとトロフィーをひとつずつ持って舞台に上がるという、とても希有な体験をさせてもらいました。写真を見たら、僕が全部角刈りで写っていた」と振り返った。
上映時には現地の観客とともに鑑賞したそうで、松田は「なかなか緊張しましたね。ここで笑わないんだ、こっちで笑うんだなと反応を感じていました」と語る。続けて「イタリアなのでピザのくだりがドキドキした。食べたくない状況で食べているというのは、大丈夫なのか」と疑問を呈すると、沖田監督は「ピザーラとピザハットが競争するとか、全然わかんないですもんね」と同調していた。
さらに、松田は「(現地に)着くなり、沖田さんのショートムービースイッチが入っちゃった」と暴露。これを受けた沖田監督は、「iPhoneで動画を撮れば、松田龍平主演でオールイタリアロケのショートムービーが撮れると思って。サモ・ハン・キンポーも来ていたんですけど、なんとか出せやしないかと。そんなことばっかりして遊んでいました」と思惑を説明した。しかし、楽しげにエピソードを披露する2人を尻目に、前田は「(2冠は)ツイッターを見て知りました。すごーいと思ってリツイートして、おふたりに連絡をしました」とチクリ。松田は「すみません、連絡しないで。沖田さんが浮かれちゃっていたので」と平謝りだった。
また最後には、5月9日に33歳の誕生日を迎える松田に、サプライズのバースデーケーキが贈られた。「モヒカン故郷に帰る」は公開中。
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