美しきロボットと人間の予測不能な頭脳戦!オスカー受賞作「エクス・マキナ」予告編公開
2016年4月27日 17:00

[映画.com ニュース] 「リリーのすべて」(2015)のオスカー女優アリシア・ビカンダーが美しきロボットを演じ、第88回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞したSFスリラー「エクス・マキナ」の予告編が、公開された。
世界最大のインターネット会社“ブルーブック”のプログラマー・ケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。別荘に到着したケイレブを待っていたのは、最新鋭のロボット・エヴァに搭載された人工知能のテストに協力するという実験だった。
予告編では、これまで上半身だけだったエヴァの全身が映し出されている。ビカンダーがどこかなまめかしさを漂わせてエヴァを演じているほか、ともに「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15)に出演しているグリーソンとアイザックが、純粋ながら深みにはまっていくケイレブと腹に一物を抱えていそうなネイサンを深みのある演技で表現している。
予告編は静ひつな前半から、次第にサスペンスの要素が強まっていき「彼を信用しないで。彼が言うこと全て」というエヴァのセリフや険しい顔をしたケイレブが鏡を殴る様子、ネイサンがエヴァの廃棄をにおわせるなど、3人の関係性が次第に変容していく様がスリリングに描かれる。ラストは、頭髪が生え人間の外見により近づいたエヴァがケイレブに「私を助けて」と訴える衝撃的なシーンで幕を閉じる。
「28日後...」(02)、「わたしを離さないで」(10)などの脚本を手がけ、本作で監督デビューを果たしたアレックス・ガーランドは、本作を「ケイレブ、ネイサン、エヴァ、3人の人間が繰り広げる頭脳戦だ。互いが互いを試し、相手を精神的に打ちのめそうとする。そして主従関係を築いていくんだよ」と語る。
ガーランド監督と長年タッグを組んできた製作のアンドリュー・マクドナルドは「『エクス・マキナ』には2つの楽しみ方がある」と持論を展開。「基本となるのは、サイコスリラーというジャンル映画として見る楽しみ方だが、登場人物を通して人間の根源的な性質や心理を探るという見方もできる。私は常にキャッチーでありながら知的な作品作りを目指してきた。本作はその2つを両立しようとした、これまでにない作品だよ」。
「エクス・マキナ」は、6月11日から全国公開。
(C)Universal Pictures
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