【国内映画ランキング】「名探偵コナン」爆V、「クレヨンしんちゃん」2位、「スポットライト」は7位デビュー
2016年4月19日 12:00
[映画.com ニュース] 4月16~17日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。春の人気定番アニメの最新作2本がワンツー独占の大ヒットスタートを切った。劇場版20作目「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」は、全国348スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員93万3781人、興収12億0915万8900円をあげる驚異的な数字をたたき出し、堂々の首位を獲得。この成績は、昨年公開され最終興収44.8億円を記録した「名探偵コナン 業火の向日葵」の興収比138.2%となっており、前作を大幅に上回ることが確実の絶好調の出足となった。
2位には、長編劇場版の24作目「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」が続いた。全国334スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員33万7108人、興収4億0051万9100円。1位の「名探偵コナン」には大差をつけられたが、それでもこの成績は昨年公開の前作「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」(最終興収22.9億円)の興収比102.9%であり、20億円以上が見込める好スタートとなっている。
新作では他に、第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマ「スポットライト 世紀のスクープ」が初登場で7位にランクイン。4月15日より全国109スクリーンで公開され、土日2日間で動員5万0932人、興収6795万5800円を記録した。オープニング3日間では8800万円超をあげており、興収5億円が当面の目標となりそうだ。「関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!」は、全国30スクリーンでの公開ながら14位となっている。
3週連続1位だった「暗殺教室 卒業編」は3位に後退したが、累計興収は30億円を突破し、引き続き好調を維持。今週末から「レヴェナント 蘇えりし者」「アイアムヒーロー」「ズートピア」など、ゴールデンウィーク興行に向け続々と話題作が公開されるが、「名探偵コナン」の牙城を崩せるか注目される。