「64」佐藤浩市&横山秀夫氏、群馬から九州へエール「一刻も早く日常を」
2016年4月17日 17:00

[映画.com ニュース] 俳優の佐藤浩市が4月17日、群馬・前橋市の上野総社神社で行われた主演映画「64 ロクヨン 前編」「64 ロクヨン 後編」の大ヒット祈願イベントに、原作者の横山秀夫氏、ゆるキャラのぐんまちゃんとともに出席した。
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佐藤らは祝詞と玉串を受けた後、賽銭箱に小銭を投げ入れて映画の成功を祈願。横山氏はかつて上毛新聞に勤務し、現在も群馬県内に在住しているだけに「記者の駆け出しの時分、(神社の)近くに住んでいたものですから非常に懐かしい」と笑顔をのぞかせる。横山氏原作のドラマ「クライマーズ・ハイ」に主演した佐藤も、「『クライマーズ・ハイ』でもお世話になった群馬。今回、ぜんぜん違うポジションでおじゃましました」と語り、「別のドラマでも高崎に来ていて、ご縁が深い地。こういう日を迎えられて幸いです」と感慨もひとしおの様子だ。
さらに「ぐんまちゃんとは初対面?」と聞かれると、横山氏は「私は群馬にいるのでたまに見かけますが、こんなに接近したのは初めてです」。佐藤は「ぐんまちゃんは1人しかいないの?」と質問し、困惑するぐんまちゃんを尻目に「ぐんまちゃんはお耳がよくて、ぼそぼそっとしゃべっても答えてくれる」と愉快げに話した。
一方で、横山氏は「書いているときは意識していませんが、書き終わった後に見ると私の小説は北関東、群馬がベースになっています」と自身の作風を振り返る。「東京ばかりが脚光を浴びますが、日本のほとんどは地方。地方に根ざしたものを書いていきたいし、群馬が中心だという思いで見ていただきたい」と群馬県民にメッセージを送った。
また、佐藤は予断を許さない状況が続く九州に向け、「失われたものが多々あるなかで、九州の方々が一刻も早く日常を取り戻してくれるようにと思っております」と神妙な面持ちでエール。横山氏も、「これ以上悪いことが起こらないように、というお祈りもしました」と群馬の地から思いを馳せた。
横山氏の最高傑作を名高い同名小説を、瀬々敬久監督のメガホンで映画化。元刑事の警察広報官・三上義信(佐藤)が、未解決事件「ロクヨン」を模倣した新たな事件に対峙する姿を通して、広報室と記者クラブ、警務部と刑事部の確執や攻防を描く。「64 ロクヨン 前編」は5月7日、「64 ロクヨン 後編」は6月11日に全国で公開。
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