ウィンストン・チャーチル伝記映画に「つぐない」ジョー・ライト監督
2016年4月11日 19:30
[映画.com ニュース] 英ワーキング・タイトルが製作する、イギリスの首相を2度務めた政治家ウィンストン・チャーチルの伝記映画「Darkest Hour(原題)」の監督として、「つぐない」「アンナ・カレーニナ」のジョー・ライトが交渉中であることがわかった。
「博士と彼女のセオリー」のアンソニー・マッカーテンが脚本を執筆した本作は、1940年に英首相に就任したチャーチルが同年、ナチスドイツ軍が侵攻した仏ダンケルクから、連合軍の兵士約30万人を撤退させた通称「ダンケルクの戦い」を経て、連合国を勝利に導いた時代を中心に描く。
米Deadlineによれば、今年7月のクランクインを目指し、現在キャスティングの最中だという。ライト監督は、出世作となった「つぐない」でもワーキング・タイトルと組んでいる。
なお「ダンケルクの戦い」は、クリストファー・ノーラン監督の次回作「ダンケルク(Dunkirk)」のテーマにもなっている。こちらはトム・ハーディ、ケネス・ブラナー、マーク・ライランス、ハリー・スタイルズらの共演で、2017年7月の全米公開が予定されている。