miwa×坂口健太郎「君と100回目の恋」にW主演!劇中バンドで楽曲披露も
2016年4月7日 05:00
[映画.com ニュース] シンガーソングライターのmiwaと俳優の坂口健太郎が、新鋭・月川翔監督がメガホンをとる映画「君と100回目の恋」でダブル主演を務めることが発表された。miwaにとっては「マエストロ!」に続く2作目の映画出演で、坂口は劇中でmiwaとともにバンドを組むためにギターを猛練習中。5月にクランクインし、2017年2月の公開を予定している。
同作は、大学生の日向葵海(ひなたあおい)を事故から救うため、幼なじみの長谷川陸(はせがわりく)が何度もタイムリープを繰り返すラブストーリー。葵海の運命を変えるため100回の人生を捧げようとする一途な陸を坂口が演じ、陸の未来を守るために自ら運命を決める切なさと強さを併せ持つ葵海にmiwaが扮する。
音楽も重要な要素となり、バンドの演奏シーンもある。物語の中核を担うラブソングを、映画の登場人物として書き下ろしているmiwaは「自分で歌うのとはまた違った楽しみがあるなと思っています」と話している。一方、坂口はバンド演奏シーンのためにギターを練習中で、「人前で演奏したり、歌うことは全く未知の世界です。しっかり弾けなくてはならない役柄なので、時間を掛けて頑張りたいと思っています」と意気込む。
また、映画出演が2作目のmiwaは「こんなにセリフがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口くんに引っ張ってもらって、同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しくできればいいなと思っています」。坂口は、初共演のmiwaについて「きっと天真爛漫な葵海のような人だと思うので、とても楽しくなりそうだなと思っています」と、これから始まる撮影に向けて期待を寄せている。
「黒崎くんの言いなりになんてならない」の月川監督がメガホンをとり、脚本を「ダーリンは外国人」「潔く柔く きよくやわく」の大島里美が担当。映画の製作と並行して「(君100)プロジェクト」と題したプロジェクトも始動し、4月28日発売の「週刊ヤングジャンプ」で、映画と同タイトルの漫画(原作:Chocolate Records/構成:イナバセリ/漫画:よしづきくみち)の連載がスタート。秋以降に集英社オレンジ文庫で関連小説を出版し、miwaによる劇中ラブソングなど、音楽面でも様々な展開を予定。映画・出版・メディア・WEBと多彩なメディアを通じてプロジェクトが進められる。