二階堂ふみの感情が爆発!「蜜のあわれ」“喜怒哀楽”場面写真公開
2016年3月24日 21:30
二階堂が本作で演じているのは、自分のことを「あたい」と呼び、変幻自在の金魚の姿をもつ少女・赤子。自由奔放な言動と、時折見せるなまめかしい姿で大杉漣演じる老作家を翻ろうする役どころだ。公開された場面写真でも、頭を抱えて絶叫するさまや大粒の涙を流す様子、ふくれっ面を浮かべる姿など“百面相”ぶりで赤子のキャラクターになりきっている。
二階堂は高校生の時から原作のファンで、かねてより映像化を熱望していたという。役作りにおいては「人間の役とは違うし、なるべく言葉に意味を持たせたくなかったんです。初めて聞いた言葉を使って、おじさま(老作家)に言葉遊びをもちかけるような感覚で演じました」と明かしている。
3月14日に開催された上映イベントでも二階堂の存在感は話題に上り「二階堂さんは共演者とも(真剣に)向き合ってくれる方で、色々な引き出しを開けてもらった」(大杉)、「可能性の塊だと思いますね。今後も色々な顔を見せていただきたい」(永瀬正敏)と共演者も二階堂の魅力を口々に語った。
「蜜のあわれ」は、真木よう子、韓英恵、上田耕一、渋川清彦、高良健吾らが脇を固める。石井岳龍監督(「五条霊戦記 GOJOE」「生きてるものはいないのか」)がメガホン。4月1日から全国公開。