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ベン・アフレックが語る“バットマン”の偉大さと今後の展開

2016年3月23日 06:00

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バットマンを演じたベン・アフレック
バットマンを演じたベン・アフレック
(C)Sipa USA/amanaimages

[映画.com ニュース]俳優・脚本家・映画監督と3つの顔を持ち、それぞれの分野で成功を収める多才なハリウッドスター、ベン・アフレックが、DCコミックスのヒーロー・バットマンを演じた「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が3月25日に公開される。米ロサンゼルスのワーナー・ブラザーススタジオで映画.comの取材に応じたアフレックが、1939年から愛され続ける“バットマン”の偉大さと今後の展開について語った。

今作は、ザック・スナイダー監督のメガホンでヘンリー・カビルがスーパーマンを演じた「マン・オブ・スティール」(2013)の続編として、さらにDCコミックスのヒーローたちが世界観を共有する「DCフィルムズ・ユニバース」の第1作として製作された。バットマンとスーパーマンの対立を描き、DCコミックスのヒーローたちがチームを組む「ジャスティス・リーグ パート1(原題)」(17)に向け、大きな一歩を踏み出した。

単独主演のバットマン作品がないまま今作に参加したアフレックは、「それでよかったと思う。『ダークナイト ライジング』が公開されてからすぐに、バットマン映画を製作したくはなかったしね」と率直に語る。「この順番は僕にとって理想だった。そっと作品に入り込み、過去のバットマンではなく、自分自身のバットマンをこの世界にブレンドできた」「今作は同じ世界にバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン、そしておそらく(ジャスティス・リーグの)全部のヒーローがいるから、それでいいと感じたよ」。お気に入りのシーンにガル・ギャドット扮するワンダーウーマンとの出会いのシーンをあげ、「誰だか分からない魅力的な女性に誘われるように追っていく、ミステリアスでセクシーなシーンなんだ。バットマンらしさもありながら、ジェームズ・ボンド的なのが気に入っているよ」と早くもアフレックなりのバットマン像を見つけたようだ。

画像2(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

それでも、スーパーマンと対決するという重責を負ったことで“バットマン”というキャラクターの偉大さを改めて感じたといい、「これまでこの役を演じた俳優たちに、何よりも深い敬意を感じたよ」と歴代のバットマンたちに最敬礼。特にクリスチャン・ベールがバットマン役を演じ、クリストファー・ノーラン監督とタッグを組んだ「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」の3部作には、多大な影響を受け、鼓舞されたと話す。「本当に良くできていて、どれだけハードルを上げられたのかと考えさせられたよ。自分もとにかくベストを尽くそうという気持ちにさせられた。単に彼らのバージョンと比較されて終わらないよう、彼らとは違うことをしてやろうと思ったね」

そんな新たなシリーズを展開していく上で“戦友”となったカビルについては、「とてもいい奴で、強健な役者だ。スーパーマンが置かれた状況を観客に十分理解させ、感情移入させながら素晴らしくこなしていた」と称賛を惜しまない。「僕たちはいい組み合わせだと思う。彼の(作品への)真面目で一生懸命な取り組み方を見ていると、一緒に続編をより進んだレベルに引き上げられると感じるんだ」

「ジャスティス・リーグ パート1(原題)」の脚本は、今作と同じくクリス・テリオが務めている。自身が監督・主演を務めた「アルゴ」の脚本家でもあるテリオに寄せる信頼は絶大で、「素晴らしく仕上げていたよ」と出来栄えに自信満々。まだ内容は明らかにできないものの、「たくさんのキャラクターを一同に集結させ、チームとして活躍させていて、とても興奮するんだ。新しいキャラクターも参加してきて、観客を楽しませてくれる作品になるはずだよ」と期待をあおった。

また、これまで「マン・オブ・スティール」をはじめとするCG技術を駆使した作品で高い評価を得てきたスナイダー監督の演出を体験したことは、「とても貴重な学習体験だった」と監督としての顔を見せる。「ザックはとても独特なやり方で演出に取り組んでいたよ。すべてのフレームを絵コンテに描いたり、コンピューターでアニメーション化したり、実際撮影したシーンと組み合わせたりして、視覚効果をビデオで見られるようにしたんだ。そのおかげで、役者が混乱しがちなグリーンバックでの演技でも、今は戦いのどの部分なのか、映画のなかでどの部分なのかを正確に知る事ができたんだ」

終始真摯に作品を語るアフレックだったが、バットマンが使うガジェットの話になると目を輝かせて少年の顔をのぞかせた。「なんといっても1番楽しかったのは、バットモービルを運転したことだよ。最高だ。あとグラップルガンやバタラングも。すべてが格好良くて、小道具をすべて自分のものにしたかった。思い出の品として持っていたくて、しつこく狙っていたよ。実を言うと、実際に自分のものにしてしまったものもいくつかあるんだ。誰にも言わないでよ!(笑)」

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は、3月25日に日米同時公開。

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