【第39回日本アカデミー賞】「百円の恋」安藤サクラが最優秀主演女優賞に!「心臓が出そう」
2016年3月4日 22:04

[映画.com ニュース]第39回日本アカデミー賞の授賞式が3月4日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「百円の恋」の安藤サクラが最優秀主演女優賞を初受賞した。自身の名前が読み上げられると、安藤は「信じられない」といった表情を浮かべ、両手で口元を覆いながら壇上へ歩を進めた。
山口県・周南映画祭の「松田優作賞」第1回グランプリを受賞した足立紳の脚本を、「イン・ザ・ヒーロー」の武正晴監督が映画化。第27回東京国際映画祭の「日本映画スプラッシュ部門」ほか、数々の国内映画賞に輝いた。安藤が約3カ月間のトレーニングを敢行し、ボクシングに情熱を傾けることで日常を変革させていく主人公・一子の心身を体現した。
プレゼンターを務めた岡田准一から最優秀ブロンズを手渡されたものの、驚きっ放しの安藤。低予算の作品ながら同部門と脚本賞の2冠という快挙に、「びっくりして、なんか、じわじわ心臓が出てきちゃいそうな感じ」と言葉にならない様子だったが、テーブル席に座る共演・新井浩文に対し「新井くんが『(賞を)とったら、うち泣いちゃうからね』と言っていたのに、泣いてない!」とクレームを入れていた。
さらに、「見て頂いた方に会いに行きたいと思い、とにかく国内・海外含めていろんな所に舞台挨拶に行きました。劇場に入った時に、見て頂いた方たちのエネルギー、熱気を感じました」と振り返る。そして、同作を支えた観客たちに向け「『こんなことになっているよ!』と早く伝えたい。たくさんのエネルギーがじわじわとつながっていき、こういう場に来られる。そんな映画に出演できて、嬉しいなと思います。やった!」と喜びを爆発させると、会場を万雷の拍手が包み込んだ。
授賞式後の囲み取材でも興奮冷めやらない安藤は、ブロンズを指差し「いまいち信じられていない」と告白。一方で「これを頂いたからには、とにかく健康に気をつけます」といい、「もう悪いことが出来ないことを大前提に、じわじわ、ぴょんぴょん、えっちらおっちら、やっていかねばと思っています」とユニークな意気込みを明かしていた。
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