【第39回日本アカデミー賞】助演女優賞は黒木華!2年連続受賞の快挙
2016年3月4日 21:25

[映画.com ニュース]第39回日本アカデミー賞の授賞式が3月4日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「母と暮せば」に出演した女優の黒木華が、自身2度目となる最優秀助演女優賞の栄冠に輝いた。黒木は昨年、山田洋次監督作「小さいおうち」で同賞を受賞しており、2年連続受賞となった。
壇上に上がった黒木は、「2回もこの場に同じ賞で立てると思っていなかったので……」と驚きで声を詰まらせた。山田監督に「本当に感謝してもしきれない」と真摯な面持ちで語り、「映画館に見に来てくださったお客さんのおかげ。これからも地道に精進していきたいと思います」と決意を新たにした。
この黒木の姿に、同作の主人公を演じた二宮和也は「おめでとう!」と声をかけ、吉永も笑顔を弾けさせた。山田監督は「(黒木の演技は)木綿のような肌触り。それをどうすれば生かせるのか、どう捉えればいいのかということばかり考えていました」と、若き“実力派女優”に目尻を下げていた。
「母と暮せば」は、井上ひさし氏による戯曲「父と暮せば」をもとに、長崎に暮らす伸子(吉永)と原爆で亡くなった息子・浩二(二宮)の不思議な日々を描いた。黒木は浩二の婚約者を演じた。
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