アメコミ知識人たちが日本のアメコミ事情を激論!「DC」と「マーベル」の違いを考察
2016年2月24日 17:00

[映画.com ニュース] DCコミックスを原作とするテレビドラマ「SUPERGIRL スーパーガール」「レジェンド・オブ・トゥモロー」の今春の配信開始を記念し2月23日、東京・高円寺の「海外コミックスカフェACBD」でDCコミックを中心とした「アメコミ座談会」が開催。ライターの杉山すぴ豊氏、店のオーナー・内尾由生弥氏、吉本興業の“アメコミ大好き芸人”による「よしもとアメコミリーグ」の構成作家・森笠佑馬氏がトークに花を咲かせた。
幼少期からバットマンなどの海外アニメに親しんできた3人は、近年のアメコミ熱の高まりに目を細める。「バットマークのTシャツを着た女子が増えましたよね。ユニクロにDCコーナーがあるのがすごい」(杉山氏)、「うちのお客さんは男性6割、女性4割。『時系列を追って(原作を)読みたい』という方もいらっしゃって、アメコミ好きな方が増えてきたなと感じる」(内尾氏)、「『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カビルはじめ、線が細めの男前の俳優が増えてきた。女の人が好きになりますよね」(森笠氏)。
16年は、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、悪役が勢ぞろいする「スーサイド・スクワッド」の公開も控えており、まさに“DCコミックスイヤー”といえる。3人は、単独ドラマ「ARROW アロー」「THE FLASH フラッシュ」のスピンオフで、ヒーローと悪役が混合チームを結成する「レジェンド・オブ・トゥモロー」の魅力を、「(バットマンやスーパーマンがチームを組む)『ジャスティス・リーグ』にも引けを取らない。通好みの渋さがある」(森笠氏)、「テレビでよくこのスケールを作った。アクションがすごいです」(杉山氏)、「動きも格好いいし、チームものならではの連携もある」(内尾氏)と語った。
一方、スーパーマンの従妹(いとこ)を主人公にした「SUPERGIRL スーパーガール」は、女性をターゲットにした作風が特色とのこと。「女性が見やすいし、ヒーローものとしても完璧なくらい王道。女性が会社で頑張る、というストーリーもある」(森笠氏)、「ヒロインが滅茶苦茶かわいい。“ガール感”がすごくよく出ている」(杉山氏)。
3人は、DCコミックスと肩を並べるマーベルコミックの違いについても言及。「DCは刑事コミックからスタートして、マーベルはSF。DCはそれぞれの街にヒーローがいて、犯罪と戦っている。テレビドラマ向きと言えますね」(杉山氏)、「マーベルは(全作品が)つながっているけど、DCは(それぞれが独立しているから)100パーセント端から端まで楽しめる作りになっている。初めての人が入りやすい」(森笠氏)と持論を展開した。
「SUPERGIRL スーパーガール」「レジェンド・オブ・トゥモロー」は、デジタルセルが今春配信開始。
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