クリスチャン・ベール&ライアン・ゴズリングが映像で語る、「マネー・ショート」監督のすごさ
2016年2月12日 12:00
[映画.com ニュース] クリスチャン・ベール、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットらが顔をそろえ、第88回アカデミー賞で5部門(作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞・編集賞)にノミネートされた「マネー・ショート 華麗なる大逆転」の特別映像が、公開された。メイキング映像と関係者のインタビューから、オスカー監督候補のアダム・マッケイ監督の手腕に迫る。
映画化もされた「マネーボール」の原作者マイケル・ルイス氏によるノンフィクションを映画化。2005年のアメリカを舞台に、住宅バブルに隠されたある構造的欠陥に気づいた金融トレーダー・マイケル(ベール)ら4人の男たちが、ウォール街を相手にマネーゲームを仕掛け、未曽有(みぞう)の金融危機(リーマン・ショック)を切り抜けるさまを描く。
カレルも出演した「俺たちニュースキャスター」(04)などのコメディや、「アントマン」(15)の脚本などを手がけてきたマッケイ監督は本作でも特長をいかんなく発揮し、ウィットなジョークを織り交ぜたエンタテインメント作に仕上げた。ヘビーメタルをこよなく愛する変わり者のマイケルを演じ、アカデミー賞助演男優賞候補に躍り出たベールは「アダムは今回、素晴らしい仕事をした。本作に多くの人が驚くはずだ。(僕は)夢中になれる人と仕事がしたい。本作のアダムみたいにね」と最敬礼だ。
偏屈なヘッジファンド・マネージャーと野心的な銀行家に扮したカレルとゴズリングは、「アダムはコメディで有名だが、物語を描くのもとても上手なんだ」(カレル)、「アダムの視点は独特なんだ。それに、ユーモアを交えながら怒りを表現できる」(ゴズリング)と本作の脚本も手がけたマッケイ監督の筋運びの巧みさに言及している。映像ではそのほか、「エージェントに仕事の希望を聞かれて、とっさに出た答えが本作だった」と語るマッケイ監督が満面の笑みで「カット!」と叫ぶ撮影風景などが収められている。
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」は、3月4日から全国公開。
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