是枝裕和監督&ペ・ドゥナ、讃岐うどんに舌鼓!互いに全幅の信頼寄せ合う
2016年2月12日 20:20

[映画.com ニュース] 是枝裕和監督の「空気人形」(2009)が2月12日、香川県で開催中の「さぬき映画祭2016」で上映され、是枝監督と主演した韓国女優ペ・ドゥナが、高松・イオンシネマ綾川でのティーチインに臨んだ。
是枝監督が同映画祭に参加するのは、「そして父になる」が上映された14年以来2年ぶり。ペ・ドゥナにとっては、初参加となる。この日に高松入りした2人は、本場の讃岐うどんに舌鼓を打ったようで「うどんが大好き。来てすぐに何杯も食べてしまいました」(ペ・デゥナ)、「3軒で5杯食べました」(是枝監督)とご満悦の表情を浮かべた。
09年9月26日に封切られた「空気人形」は、業田良家氏の短編漫画「ゴーダ哲学堂 空気人形」を実写映画化したもの。第62回カンヌ映画祭ある視点部門、第34回トロント国際映画祭マスターズ部門に出品されている。
ペ・デゥナは、是枝監督に対して「今まで仕事をしてきた監督の中で、1番尊敬している。怒った姿を見た事がないし、俳優をリラックスさせてくれる監督さん。うどんも好きだけど、是枝監督が『食べに行こう』と言ったら、どこへでも行く」と全幅の信頼を寄せる。一方の是枝監督も、「とてもチャーミングだけど、役者としてはプロ。女優さんとして尊敬しているだけでなく、人間的にも魅力を感じている」とニッコリ。さらに、「僕が彼女の現場にうかがったこともあるし、ペ・ドゥナも『そして父になる』の現場に来てくれた。作品が終わっても、互いが関わり続けていくことができる大切な仲間。うどんにも誘いますし、どこへでも行きますよ」と語った。
映画は、空気人形ののぞみにある朝、心が芽生え、持ち主の秀雄が留守の間に街へ繰り出すようになる。ある日、レンタルビデオ店で働く青年・純一に出会い、密かに思いを寄せるようになったのぞみは、店でアルバイトとして働くことになる。
客席から、ARATA(井浦新)と板尾創路のキャスティングについて聞かれた是枝監督は、「ARATA君は、選ぶのに理由がない。僕のなかで、『これはARATA君だ』っていうものがあって、ちょっと彼は違うんですよ。うまく説明できない。板尾さんは役者としてすごく尊敬している。人形と暮らす男が持つ、ちょっと気持ち悪い、でもせつなさ、哀しさのバランスを絶妙に表現してくれました」と説明。ペ・ドゥナも、「おふたかたと共演できたことは、大変素晴らしい経験でした」とほほ笑んでいた。
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