アカデミー賞主題歌賞ノミネートのP・ソレンティーノ監督作「グランドフィナーレ」4月16日公開!
2016年1月31日 17:00

[映画.com ニュース] 第88回米アカデミー賞で主題歌賞にノミネートされたほか、世界の映画賞で42部門にノミネートされ13部門を受賞した映画「ユース(原題)」の邦題が、「グランドフィナーレ」に決定し、4月16日から公開されることが発表された。「グレート・ビューティー 追憶のローマ」で第86回アカデミー賞外国語映画賞に輝いたイタリアの奇才パオロ・ソレンティーノ監督がメガホンをとり、マイケル・ケインが主演を務めた。
“21世紀の映像の魔術師”と謳われるソレンティーノ監督が、現役を引退した音楽家が再び大舞台に立つまでの愛と葛藤を、主題歌「シンプル・ソング」をはじめストラビンスキーやドビュッシーなどの名曲にのせて描く。キャストはケインのほか、ハーベイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ジェーン・フォンダら実力派がそろう。フォンダは、第73回ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネート。第28回ヨーロッパ映画賞では、ヨーロッパ最優秀作品に与えられるヨーロッパ作品賞と同監督賞、男優賞(ケイン)の3冠に輝いた。
かつて作曲家や指揮者として世界的に活躍した英国人音楽家フレッドは、現在は仕事を引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅な生活をおくっている。フレッドはある日、英国女王から代表作を披露してほしいと依頼されるが、この仕事を頑なに受けようとしない。フレッドの不可解な行動の裏には、娘のレナにさえも隠している妻との“ある秘密”が関係していた。
「グランドフィナーレ」は、4月16日から新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。
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