6人の俊英監督がホラーオムニバスに集結! 中村義洋監督は感激
2016年1月24日 16:00
[映画.com ニュース] 映画「残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋―」の公開を前に、同じ小野不由美氏の原作によるスピンオフ作品「鬼談百景」が1月23日、都内の劇場でオールナイト上映され、各話の監督を務めた中村義洋、白石晃士、安里麻里、岩澤宏樹、大畑創、内藤瑛亮が一堂に会した。
原作は、小野氏が「残穢」の前に書き上げた短編集で99の話を収録しており、「残穢」を加えて「百物語」が完成する。各監督はそれぞれエピソードを選択し、6人で計10話を映像化。映画「残穢」とリンクする部分もあり、語り部は同作の主人公「私」のため、主演を務めた竹内結子がナレーションを担当している。
中村監督は、これだけのメンバーが結集し舞台挨拶を行うことに感慨深げ。自身が1999年に始めた「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズでメガホンをとった監督もおり、「『ほんとにあった!呪いのビデオ』を始めた時は、(異色過ぎて)突き上げを食らうと思っていた。それがこんな風に舞台挨拶をできるように。今日は、本当は泣いちゃいそうです」と感激を口にする。各作品のクオリティについても「誤解を恐れずに言うと、この予算で本当によくやったと思います。すごく出来がいいです!」と胸を張る。「6人で空中分解する危機があったわけではないですが、ただただ前を向いて作ってきました(笑)」と、きわどいコメントで笑いを誘った。
オールナイトイベントとあって、各監督はビールを片手にトークを展開。内藤監督は「白石監督の『密閉』が怖かった!」と語ると、大畑監督も同意。「メンツを聞いて、面白そうな企画だと思った」と参加を決めた安里監督は、各話について「色とりどりで個性が立っていて面白かったです。特に大畑さんの『一緒に見ていた』が一番好き」と明かし、岩澤監督も「幽霊にぶつかるところが素晴らしい!」と語っていた。
中村監督は、改めて「新たな可能性を感じました。あと89話あるのでやってもいいんじゃないでしょうか?」と意欲を見せ、会場は期待の拍手に包まれた。「鬼談百景」はGYAOで配信中。「残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋―」は、1月30日から全国で公開。
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