竹内結子、「残穢」スピンオフ作のナレーションを担当
2015年12月20日 12:00

[映画.com ニュース] 女優の竹内結子が、主演するホラー映画「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」のスピンオフ作品「鬼談百景」のナレーションを担当することが決定した。さらに、「鬼談百景」は2016年1月23日の1夜限定劇場公開を前に、12月25日から動画配信サイト「GYAO!」で順次配信されることが発表された。
「鬼談百景」は、小野不由美氏のホラー小説を中村義洋監督が映画化した「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」で、竹内扮する小説家が執筆中の作品という設定。原作は小野氏が初めて手がけた百物語怪談で、99話の怪談で構成されており、100話目にあたる「残穢(ざんえ)」と2冊読むことで百物語が完成する仕掛けが施されている。
今回は、99話のうち「追い越し」「影男(かげおとこ)」「どろぼう」「一緒に見ていた」「空きチャンネル」「尾(つ)けてくる」「続きをしよう」「どこの子」「赤い女」「密閉」の10話が映像化。中村監督をはじめ白石晃士監督、安里麻里監督、岩澤宏樹監督、大畑創監督、内藤瑛亮監督がメガホンをとる。岡山天音、藤本泉、三浦透子、根岸季衣、久保田紗友、小野孝弘、高尾勇次、淵上泰史、高田里穂、加弥乃、萩原みのり、石井蓮らが出演した。
小野氏は、Jホラーを代表する監督たちによる映像化に「好きで注目している方ばかりだったので、自分で選んだような気分です。このメンバーの怪談映像が一度に見られるなんて贅沢すぎる」と大興奮の様子。「GYAO!」での配信にも「ホラーファンとしては、これを機会に、短いコンテンツを配信で――という今回の企画が、怪談映像のひとつのスタイルになってくれれば素敵だなあ、と思います」と期待を込めたコメントを寄せている。
「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」は、竹内のほか橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一らが共演。16年1月30日から全国で公開。「鬼談百景」は16年1月23日に東京・テアトル新宿で1夜限定劇場公開される。
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