【全米映画ランキング】「SW フォースの覚醒」V5ならず。「Ride Along 2」が首位に
2016年1月19日 19:30
[映画.com ニュース]キング牧師記念日(Martin Luther King, Jr. Day)の週末。全米ボックスオフィスは3本の新作がリリースされ、アイス・キューブ&ケビン・ハート主演の「Ride Along 2」が約3500万ドルのオープニング興収で、昨年末から王座に居座り続けた「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を退け、首位デビューを飾った。
同作は2014年公開(日本ではビデオスルー)のアクションコメディ「ライド・アロング 相棒見習い」の続編。前作ではゲームオタクのベン(ハート)が恋人アンジェラとの結婚を認めてもらうために、アンジェラの兄のジェームズ(キューブ)が所属するアトランタ警察に入り、2人で24時間の体験パトロール「ライド・アロング」をしたことで起こる騒動を描いたが、今回は、結婚を目前に控えたベンがジェームズとともにマイアミへ麻薬捜査に向かうという内容。批評家受けは悪かったが、まずまずのオープニングとなった。共演にオリビア・マン、ケン・チョン、ベンジャミン・ブラット、ブルース・マッギル、チカ・サンプター。監督は前作でもメガホンをとったティム・ストーリー。
2位は今年のアカデミー賞最多の12部門でノミネートされた「レヴェナント 蘇えりし者」。先週末は約3100万ドルの興収で累計は約9000万ドルに。
3位はついに首位陥落となった「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。V5とはならなかったが、北米累計は約8億5800万ドル、全世界累計は約18億7100万ドルに。北米で9億ドル、全世界で20億ドル超えは見えてきた。
そして4位デビューとなったのは、「アルマゲドン」「トランスフォーマー」シリーズのヒットメイカー、マイケル・ベイ監督の新作「13 Hours: The Secret Soldiers of Benghazi」。2012年にリビアのベンガジで起きたアメリカ在外公館襲撃事件を描いた同名ノンフィクションを映画化した軍事アクションで、ジェームズ・バッジ・デール、ジョン・クラシンスキー、マックス・マーティーニらが主演。14年の「ローン・サバイバー」、昨年の「アメリカン・スナイパー」に続き、キング牧師記念日の週末に公開された軍事ものだったが、大ヒットには至らなかった。
その他、6位にはアニメ「Norm of the North」が初登場。狩りのやり方は分からないが、人間とは話すことが出来るシロクマのノームが北極からニューヨークへやってきて大騒動を巻き起こす。声の出演はロブ・シュナイダー、ヘザー・グラハム、ケン・チョン、ビル・ナイなど。
今週末は、クロエ・グレース・モレッツ主演のSF大作「フィフス・ウェイブ」にロバート・デ・ニーロ&ザック・エフロン主演のコメディ「Dirty Grandpa」などが公開となる。
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