永瀬正敏「蜜のあわれ」に出演!二階堂ふみがコケティッシュに誘う予告編公開
2016年1月8日 07:00

[映画.com ニュース] 俳優の永瀬正敏が、大正期に活躍した詩人・小説家の室生犀星の小説を二階堂ふみ主演で映画化する「蜜のあわれ」に、金魚売りの辰夫役で出演していることが分かった。あわせて、二階堂ふみが妖艶な姿を見せる予告編がお披露目された。
映画は、犀星の「蜜のあはれ」を映画化するもの。犀星の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ、変幻自在の金魚の姿をもつ少女・赤子(二階堂)と老作家(大杉漣)、さらに老作家の過去の女で幽霊のゆり子(真木よう子)の幻想的で奇妙な関係を描いた。
予告編では、原作を読んで赤子役を熱望したという、二階堂のコケティッシュな魅力が炸裂する。赤子は妖艶な背中を見せつつ、「ねえ、おじさま 尾ひれはね、優しくなでおろすようにするの」とささやき、最後には大胆な足のショットまで登場する。また、楽天的な金魚売りを演じる永瀬、長い黒髪に白装束姿でいかにも“幽霊”な真木、凛々しい芥川龍之介の幽霊に扮した高良健吾の姿も確認できる。
チラシ画像も初公開され、金魚を思わせる赤のミニドレス姿で生々しく足を広げる二階堂が印象的だ。「蜜のあわれ」は、「生きてるものはいないのか」「シャニダールの花」の石井岳龍監督がメガホンをとる。4月1日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
(C)2015「蜜のあわれ」製作委員会
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