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敵同士の“禁断の恋”が始まる「フランス組曲」重要本編シーン公開

2016年1月7日 12:00

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敵同士だが、同じ傷を抱えた2人
敵同士だが、同じ傷を抱えた2人
(C) 2014 SUITE DISTRIBUTION LIMITED

[映画.com ニュース] アウシュビッツで命を落としたユダヤ人女性作家イレーヌ・ネミロフスキーの未完の小説を、「マリリン 7日間の恋」(2011)のミシェル・ウィリアムズ主演で映画化した「フランス組曲」の本編映像が公開された。

1940年、ドイツ占領下のフランスを舞台に、戦地に赴いた夫の帰りを待つフランス人女性リュシル(ウィリアムズ)とドイツ軍中尉ブルーノ(マティアス・スーナールツ)の許されざる恋の行方を描く本作。このほど公開された本編映像では、屋敷で共同生活を送ることになった2人が心を通わせる契機が描かれる。

庭で夫に手紙を書いていたリュシルの元に、愛犬を連れたブルーノがやってくる。ブルーノは気さくに話しかけるものの、敵同士であるためリュシルは口を利かない。「立派なお屋敷だ」と言われても「私ではなく義母(クリスティン・スコット・トーマス)のものです」ととつっけんどんに返答するが、ブルーノの「ピアノはあなたの(ものだ)。彼女(義母)に音楽は似合わない」との言葉に笑みをこぼす。リュシルの隣に座ったブルーノは、自分が戦前は作曲家だったが、結婚してすぐ兵士になったと打ち明ける。2人が初めてしっかりと言葉を交わすシーンであり、戦争で配偶者と離ればなれになった似た者同士だということも描かれる重要なシーンだ。終盤には屋敷から2人の様子をうかがう義母の姿も映し出され、2人を待ち受ける波乱の展開を予感させる。

オスカーノミネートを果たした「マリリン 7日間の恋」はもとより、「ブルーバレンタイン」(10)や「テイク・ディス・ワルツ」(11)で揺れる女心を繊細に演じたウィリアムズと、「君と歩く世界」(12)で存在感を発揮し、オスカーも期待される「リリーのすべて」(15)が控えるスーナールツが、立場は違えど共に悲しみを抱える男女を演じきっている。

フランス組曲」は、「マレフィセント」(14)のサム・ライリー、DCコミックスの悪役が勢ぞろいする「スーサイド・スクワッド」の公開が控えるマーゴット・ロビーらが脇を固める。1月8日から全国公開。


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