サム・テイラー=ジョンソン監督がチャパキディック事件を映画化
2015年12月21日 19:30

[映画.com ニュース] 「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」続編から降板したサム・テイラー=ジョンソン監督が、1969年のチャパキディック事件を映画化する新作のメガホンを検討していることがわかった。
チャパキディック事件とは、ジョン・F・ケネディ元大統領、ロバート・ケネディ元司法長官の弟エドワード・ケネディ上院議員(通称テッド・ケネディ)が、飲酒運転により自動車事故を起こし、車に同乗していたマリー・ジョー・コペクニが死亡したスキャンダル。生き残ったテッドは、事故現場から逃亡してすぐに警察に通報しなかったこと、ロバート・ケネディの選挙スタッフだったコペクニと不倫関係にあったことが明らかになり、ケネディ家の名を汚す大騒動となった。
米Deadlineによれば、映画「チャパキディック(原題)」は、テイラー・アレン&アンドリュー・ローガンが執筆し、先頃ブラックリスト(製作前の優秀脚本)に選出された。事件のあった7日間に焦点をあてるポリティカル・スリラーで、テッドが政治家としての野望とモラルの間で苦悩する姿を描くようだ。
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