「暗殺教室 卒業編」に成宮寛貴が参戦!二宮和也の死神に原作者も太鼓判
2015年12月18日 12:00
[映画.com ニュース] 「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で人気漫画を実写映画化した「映画 暗殺教室」の続編「暗殺教室 卒業編」に、俳優の成宮寛貴が傲慢で冷酷なマッドサイエンティスト柳沢誇太郎役で出演することが発表された。「嵐」の二宮和也が演じる最強の殺し屋“死神”をタコ型の超生物“殺せんせー”の姿にした柳沢(成宮)と、桐谷美玲扮する元3年E組担任・雪村あぐりのビジュアルがお披露目された。
悲しき過去を抱える暗殺者・死神を演じた二宮について、原作者で本作の監修を務める松井優征氏は、「ビジュアルを考える前にキャストが決まっていたので、原作が映画を負わないように似せずに描いたつもりだったんですが、現場に入って見たらすごい漫画に寄せてくださってて。もう実写の死神は、この人以外に考えられません」と太鼓判を押している。
前作では殺せんせーの声優としての出演だった二宮は、「『暗殺教室』の続編が決定した喜びと、再び参加できる喜び、そして今回は実写でも出演できるというたくさんの喜びがあった作品でした」と語り、原作のイメージを損なわないように羽住英一郎監督と相談しながら撮影に臨んだと明かす。さらに、「『GANTZ』以来5年ぶりに挑戦したアクションシーンも見どころのひとつです」とアピールする。
「今年は俳優としていろいろなことに挑戦したい1年だった」という成宮は、「台本を読んですぐにやりたいなと思いました」。二宮とは2003年のテレビドラマ「Stand Up!!」で共演しており、「羽住組という素晴らしい現場で二宮さんと再会できたことは役者を長く続けてきたごほうびだと思っています」と喜んでいる。一方の桐谷は「原作にも登場する、あぐりのちょっと変わったお洋服を完全再現しています! 中でも私はピラミッドパワーがお気に入り(笑)」といい、「あぐりのちょっと天然で、だけどまっすぐで一生懸命なところ、そして死神さんとあぐりの切ない行く末を見守ってほしいなと思います」とコメントを寄せた。
3人が演じるのは回想シーン。実験対象と観察者という間柄ながら互いに心を通わせ、引かれ合う死神とあぐりの甘く切ない恋模様、柳沢の研究が引き起こした事件によって引き裂かれる運命となった2人の悲劇、死神が殺せんせーとなるに至った衝撃の過去が描かれる。
「週刊少年ジャンプ」に連載中の原作は、名門中学校の3年E組に先生として突如やってきたタコ型の超生物・殺せんせーに対し、国から暗殺指令を受けた生徒たちが、様々な手段を駆使して挑む姿を描いた人気作。映画版第2弾では、山田をはじめ前作のキャストが総出演し、地球の運命を賭した生徒たちによる暗殺の結末と卒業、殺せんせーに隠された謎が明らかになる。2016年3月25日公開。
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