「マッドマックス」のジョージ・ミラー監督、実写版「AKIRA」を辞退していた
2015年10月8日 11:15

[映画.com ニュース] 「マッドマックス」シリーズのジョージ・ミラー監督が、英Yahoo! Moviesのインタビューで、実写版「AKIRA」の監督オファーを辞退していたことを明かした。
今年、シリーズ第4作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が大ヒットしたミラー監督のもとには現在、さまざまな新作の脚本が舞い込んでいるそうで、そのなかに実写版「AKIRA」の企画も含まれていたという。しかし、ミラー監督は「(スタジオと)話し合いをしたが、私の予定表はいっぱいなんだ。全てをやる時間はないよ」と説明した。
「AKIRA」は大友克洋のコミックが原作で、映像化権を獲得した米ワーナー・ブラザースがレオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイと、実写映画の製作に向け動いてきた。これまでさまざまな脚本家や監督が関わってきたものの、いまだ実現に至っていない。
以前、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は「AKIRA」の影響を受けているとミラー監督が話したという報道があったが、これについてミラー監督は「実のところ、そんなことは言ってないし、どこから出た話かわからない」と否定。「私はアニメの大ファンで、アニメやマンガにもあるリアルさが好きだ。日本語は読めないけれども、そこにある美学に惹かれる」と認めたが、「マッドマックス」への直接の影響はないと語った。
ちなみに、実写版「AKIRA」は今年9月、クリストファー・ノーラン監督が3部作として製作することに興味を示していると報じられている。ミラー監督は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の続編となるシリーズ第5作「Mad Max:The Wasteland(原題)」の製作が決定しており、マックス役のトム・ハーディとフュリオサ役のシャーリーズ・セロンがカムバックする。
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