キアヌ・リーブス、柔道メダリスト・野村忠宏に「ジョン・ウィック」続編参加要請!?
2015年9月30日 21:19

[映画.com ニュース]来日中のキアヌ・リーブスが9月30日、都内で行われた主演作「ジョン・ウィック」のジャパンプレミアに出席し、会場に集まった約600人のファンと交流した。リーブスは、続編製作も決定した本作を「脚本がすばらしいし、情熱的でコメディ要素もある、新しいタイプの映画。編集などでごまかさずに長回しにこだわった、ガンアクションとカンフーを融合させた斬新な“ガンフー”も見どころだよ」とアピールした。
かつて裏社会で名をとどろかせた伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、すべてを奪ったロシアン・マフィア相手に壮絶な復しゅう劇を繰り広げる。「マトリックス」3部作ほか数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキが初メガホンをとり、格闘術「ガンフー」を中心とした独自のアクション世界を展開している。続編は今秋クランクインの予定だ。
ジャパンプレミアには、五輪の柔道男子60キロ級で3大会連続で金メダルを獲得し、8月に現役引退を表明した野村忠宏氏が駆けつけ、リーブスに映画のタイトルが縫い込まれた“黒帯”をプレゼント。劇中でリーブスが披露する柔術アクションについて、「銃を持ちながら、相手を投げるのは難しい。相当な練習を重ねたはず」とアスリート目線で太鼓判を押した。
今回が初対面となる両者だったが、すぐに意気投合。野村氏が「続編では、(柔道の技の1つ)大外刈りにチャレンジしてみては?」と提案すると、リーブスが「オオソトガリ! いいですね」と興味を示す場面も。「ぜひ、続編には(アクション監修などの形で)参加してほしい」というリーブスの提案に、野村氏は「リップサービスだと思いますが(笑)、僕なら1番の師匠になれると思いますよ」と王者のプライドをのぞかせていた。
リーブスの来日は、7月25、26日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われたロードレース“鈴鹿8耐”に参加して以来、約2カ月ぶり。映画の来日プロモーションとしては2013年11月の「47RONIN」(13)以来、約1年9カ月ぶりとなる。ミカエル・ニクビスト、ウィレム・デフォー、ジョン・レグイザモ、イアン・マクシェーン、ブリジット・モイナハンらが出演する。10月16日から公開。
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