ジョセフ・ゴードン=レビット主演「ザ・ウォーク」がNY映画祭で世界初披露
2015年9月29日 18:40

[映画.com ニュース] 人気俳優ジョセフ・ゴードン=レビットの主演作「ザ・ウォーク」が、9月26日(現地時間)に開幕した第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品として世界初披露され、ゴードン=レビットをはじめ、仏女優シャルロット・ルボン、メガホンをとったロバート・ゼメキス監督らがレッドカーペットに登場した。
1974年当時、世界一の高さを誇った米ニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーを1本のロープで結び、命綱なしの空中散歩に挑んだフランス人曲芸師フィリップ・プティの実話を3Dで映画化。イベントには主人公のモデルであるプティ本人も来場した。
ゼメキス監督もゴードン=レビットも、プティが最初の一歩を踏み出す瞬間に最も集中力を注いだと語っており、「夢を追いかける人は本当に好きだし尊敬する」(ゼメキス監督)、「誰もが不可能だと思う夢は、自分自身もあきらめてしまいがちだが、プティは周りの意見に惑わされることなくやり切った素晴らしい人だ」(ゴードン=レビット)と、プティに敬意を示した。さらにゴードン=レビットは、プティを演じるにあたりフランスなまりのアクセントを身につけただけでなく、“ハイワイヤーアーティスト”の人間離れした挑戦を再現するためにプティのもとで特訓したことを明かし、「ロープを渡ることは痛みを伴うけど楽しい」と語った。
プレミア上映に先駆け実施された記者会見でゼメキス監督は、題材を同じくするドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」(2008)について、「同作の公開よりも先に権利を獲得しており、ドキュメンタリーと3D大作では立ち位置が異なる」としたうえで、「どちらの作品にも言えることはプティの偉業を示すことである」と言及。74年当時はこの事件を知らず、のちに児童書「The Man Who Walked Between the Towers」(モーディカイ・ガースティン著:邦訳「綱渡りの男」)を読み、「ほんの小さな8ページの本に引き込まれ調べていくうちに、魅力的な映画を作るためのすべての要素が備わっていることがわかった」と振り返った。
本作は英テレグラフ紙の5つ星の評価をはじめ高評価を得ており、過去に同映画祭のオープニングを飾った「ソーシャル・ネットワーク」や「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」がアカデミー賞で複数部門を制していることからも、来年の賞レースを盛り上げることが期待される。日本では10月22日に開幕する第28回東京国際映画祭のオープニングを飾り、16年1月23日から全国で公開。IMAXでも上映される。
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