秋元才加、時代劇初挑戦!女郎役の念願かなうも「私一人顔が濃い」
2015年9月29日 14:40
[映画.com ニュース]映画やドラマ、報道番組のMCなど活躍の幅を広げている女優・秋元才加が、BSジャパン開局15周年特別企画ドラマ「山本周五郎 人情時代劇」の第2話で時代劇に初挑戦していることがわかった。秋元は、念願の時代劇について「大柄だし顔もハーフではっきりしているので、時代劇のお話はなかなか来ないかなと思っていましたから、こんなに早くかなってびっくりしています。でも、周りの方をみると、私一人顔が濃いんじゃないかなという不安はあります(笑)」とジョーク交じりに喜びを語っている。
「赤ひげ」「椿三十郎」などの原作で知られる山本周五郎の短編時代小説を、1話完結の全12話でドラマ化。第2話「夜の辛夷(こぶし)」では、秋元は里子に出した子どものために必死に生きる女郎・お滝を演じている。撮影は、9月16~18日に栃木・江戸ワンダーランド日光江戸村で行われた。
五社英雄監督作「吉原炎上」を鑑賞して以来、「気の強い女性、自分の体ひとつでしたたかに生きていく女性という役に挑戦したい」と思っていたと話す秋元。お滝という役どころに対し、「守るものがあるというのは、プライドを捨てても強くなれるんだなと思いました。自分はまだ子どもを産んでいませんが、いろいろな境遇の中で家族を守るために働くというのは自分にもあり、そこは共感できるところ」と明かした。また、「大年増」と言われ傷つくシーンもあるそうで、「自分がアイドルグループにいたときに若い子がたくさん入ってきて、『そういえば私もう25歳だな』と思ったことがあったことを重ね合わせたり(笑)、いろんな経験が役に立っているなあと思っています」と振り返っている。
BSジャパン開局15周年特別企画ドラマ「山本周五郎 人情時代劇」は、10月6日から同局で毎月第1、第2火曜の午後9時放送開始。第2話「夜の辛夷(こぶし)」は、10月13日に放送。