ベストセラー医学冒険小説を映画化したアドベンチャー大作「千年医師物語」公開
2015年9月24日 10:30

[映画.com ニュース]中世の英国からペルシアを舞台にした医学冒険小説で、世界中で累計2100万部以上の売り上げを記録したベストセラーを映画化した「千年医師物語 ペルシアの彼方へ」が2016年新春に公開が決定し、このほどポスター画像がお披露目された。イギリスの新星トム・ペインが医学の修得に執念を燃やす青年ロブ役で主演、名優ベン・キングズレーがイスラム世界が生んだ実在の知識人イブン・シーナを演じ、ステラン・スカルスガルド、オリビエ・マルティネスらが脇を固める。
原作はノア・ゴードンのトリロジー小説「千年医師物語」の第1部「ペルシアの彼方へ」。11世紀に不治の病と見なされていた虫垂炎によって母親の命を奪われた少年ロブ・コールが、その痛切なトラウマを飽くなき探究心に変え、医学の道を究めていく姿を描く。
ドイツ映画界が総力を挙げ、ヨーロッパ作品としては破格の製作費3600万ドルを投じ興行収入50億円突破の大ヒットを記録したアドベンチャー大作。「アイガー北壁」の気鋭フィリップ・シュテルツェル監督が、ひとりの若者の波乱に満ちた成長ドラマを軸に、異文化間の交流や軋れきといった現代にも通じるテーマを扱いながら、モロッコロケで砂漠のスペクタクル・シーンを映像化。不朽の名作「アラビアのロレンス」を彷彿とさせる壮大な歴史エンターテインメントに仕上げた。「ヒューゴの不思議な発明」でアカデミー賞を受賞をしたPixomondoが視覚効果を手掛けた。

11世紀のイングランド。炭鉱での重労働に従事する少年ロブは、最愛の母親を亡くし、旅回りの理容外科医のもとに身を寄せる。やがて成長したロブは医師を目指し、異国ペルシアのイスファハンへ旅立つ。途方もない苦難に満ちた旅の後、現地にたどり着いたロブは、世界最高の医師イブン・シーナへの弟子入りを果たす。幾多の試練を経験し、さらなる医学の謎を解明しようと勇み立ったロブは、師匠の教えに背いて禁断の行為に手を染めてしまう。
医師で作家の鎌田實氏は「壮大! とにかく面白い。ハラハラ、ドキドキ、ワクワク。こんな面白い医学冒険映画を観たのは初めて。心がジーンとあったかくなった、心が揺さぶられた、すごい映画だ」とコメントを寄せている。
「千年医師物語 ペルシアの彼方へ」は2016年新春公開。
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