【全米映画ランキング】「メイズ・ランナー」続編がV。ジョニデ新作は2位、「エベレスト3D」が5位に
2015年9月24日 19:10
[映画.com ニュース] 先週末の全米ボックスオフィスは、昨年の同時期に公開され大ヒットを記録したティーン向けアクション・アドベンチャー「メイズ・ランナー」の続編「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」が約3030万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、前作で「迷路」を抜け出した少年たちが、焦土と化した終末世界を舞台に再び生き残りをかけて戦う姿が描かれる。前作のオープニング興収(約3250万ドル)には及ばなかったが、まずまずのスタートとなった。
オープニング興収約2200万ドルで2位デビューとなったのはジョニー・デップ主演の「ブラック・スキャンダル」。1970~90年代にかけての米ボストン裏社会のドン、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの犯罪人生を描いた実録ドラマ。近年、作品に恵まれていなかったデップだが、今回は絶頂期のジャック・ニコルソンを彷彿とさせる名演技を披露し、興行的にも批評的にも申し分のないオープニングになった。共演にジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ、ケビン・ベーコン、ダコタ・ジョンソン、ピーター・サースガード。監督は「クレイジー・ハート」「ファーナス 訣別の朝」のスコット・クーパー。
そして、545の巨大スクリーン限定公開ながら約720万ドルのオープニング興収をあげた「エベレスト3D」が5位に初登場。1996年5月に起きたエベレスト登山史上最悪の遭難事故を「2ガンズ」「ハード・ラッシュ」などで知られるアイスランド出身のバルタザール・コルマウクル監督が完全映画化。極限状況に置かれた登山家たちのサバイバルが3D映像で描き出される。今年のベネチア映画祭のオープニング作品として上映され評判は上々。今週以降の拡大公開にも期待がかかる。出演はジェイソン・クラーク、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン。
10位には「アバウト・ア・ボーイ」「アメリカン・パイ」「ミート・ザ・ペアレンツ3」のポール・ワイツ監督による新作R指定コメディ「Grandma」がランクイン。妊娠した孫娘の中絶費用を求めて奔走する「お祖母ちゃん」の活躍が描かれる。出演はリリー・トムリン、ジュリア・ガーナー、サム・エリオット、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジュディ・グリア、ジョン・チョウ。
今週末はロバート・デ・ニーロ&アン・ハサウェイ主演のコメディ「マイ・インターン」に、「ホステル」の鬼才イーライ・ロス6年ぶりの新作ホラー「グリーン・インフェルノ」などが公開となる。
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