アン・ハサウェイ、名優ロバート・デ・ニーロとの共演で“一生女優業”を再決意
2015年9月7日 07:15

[映画.com ニュース] オスカー女優のアン・ハサウェイが、主演作「マイ・インターン」で名優ロバート・デ・ニーロと初共演を果たし、“一生女優業”の決意を再び固めたことを明かした。
「レ・ミゼラブル」でアカデミー賞助演女優賞に輝き、名実ともにハリウッドのトップスターとなったハサウェイだが、本作では何10回とテイクを重ねていくナンシー・マイヤーズ監督の撮影方法に集中力が続かず、慣れるのに数週間かかってしまったという。そんな時、「昔かたぎのやり方で僕は好きだね」というデ・ニーロの言葉で、「大好きな監督の映画に出演しているのだから、そのやり方にどっぷりつかってみよう」と気持ちを切り替えられたと告白する。
ニューヨークのファッション業界を舞台にした「プラダを着た悪魔」で恋に仕事に奮闘する主人公を等身大で演じ、世界中の女性の憧れの的となったハサウェイが、本作ではファッションサイトのCEO・ジュールズを演じている。“シニア・インターン”として雇った40歳年上の部下ベン(デ・ニーロ)に最初は戸惑いを隠せないが、豊富な人生経験によるアドバイスに励まされ、次第に心を通わせていくという役どころだ。
ふたりが初めて本音を語る8分間の重要なシーンについて、ハサウェイは「ロバートの目の前でバスタブにつかって泣く演技をしなきゃいけなかった。ものすごくプレッシャーだったわ」と振り返る。完璧なシーンにしたいという思いからとても緊張していたそうだが、「何テイクか撮った後、ロバートの顔を見たら彼とベンがひとつになったかのような瞬間があったの。役柄と同じように『君ならできる』っていう眼差(まなざ)しを向けてくれたわ」と優しい心遣いに感謝の念をにじませる。
「プリティ・プリンセス」で映画デビューしてから14年、次々と話題作に出演し成長を続けてきたハサウェイは、50年におよぶキャリアを誇る大先輩から多くを学び、決意を新たにしたという。「ロバートと共演したことで、私も女優を一生続けていきたいと改めて思ったわ」。
「マイ・インターン」は、10月10日から全国公開。
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