My Little Lover、佐藤浩市&本田翼「起終点駅」で11年ぶり映画主題歌!
2015年9月1日 05:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・桜木紫乃氏の小説を佐藤浩市と本田翼の初共演で映画化した「起終点駅 ターミナル」の主題歌「ターミナル」を、デビュー20周年を迎えたMy Little Loverが手がけていることがわかった。劇中の音楽を務めている小林武史の書き下ろし楽曲となる。
北海道・釧路が舞台の「起終点駅 ターミナル」は、愛した女性を死に追いやった過去の傷を抱える国選弁護人・鷲田完治(佐藤)と、鷲田が弁護を担当する女性・敦子(本田)の心の交流を描く。My Little Loverが主題歌、小林が音楽を務めた「深呼吸の必要」(2004)の篠原哲雄監督がメガホンをとり、中村獅童、和田正人、音尾琢真、泉谷しげる、尾野真千子らが共演している。
新曲「ターミナル」で、敦子が胸に秘めた心情を歌い上げたMy Little Loverのakkoは「作品の世界に凛とした姿で寄り添いたい、そんな思いで主題歌を歌いました」と明かす。「絶望的なことが起こるのに、心の中の小さな灯火がずっと温かい。重苦しいのに、なぜか瑞々(みずみず)しさのようなものを感じる。それはそれぞれの終わりと始まりが、これからもずっと続いていく予感がしたからかもしれません。この映画にとって、よき脇役となれますように」と、小林と組んだ「ひこうき雲」以来、約4年ぶりの新曲に込めた思いを語った。
楽曲を聴いた篠原監督は、「ずっと心を閉ざしてきた男とたったひとりで生きてきた女が出会い、最果ての地からそれぞれ旅立っていく。My Little Loverの楽曲、akkoさんの透き通った歌声が、必死で生きてきた彼らとその未来に優しくエールを送ってくれました」と、楽曲の完成度はもとより映画との親和性の高さに太鼓判を押した。「起終点駅 ターミナル」は、11月7日から全国公開。
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