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【国内映画ランキング】「テッド2」初登場V!「ジュラシック・ワールド」は興収70億円超え

2015年8月31日 20:15

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「テッド2」が初登場1位
「テッド2」が初登場1位
(C)Universal Pictures

[映画.com ニュース] 8月29~30日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。R指定作品(R15+)ながら興収42.3億円の大ヒットを記録した「テッド」(12)の続編「テッド2」が、「ジュラシック・ワールド」を動員数で上回り初登場1位の好スタートを切った。8月28日より全国623スクリーンで公開され、オープニング土日2日間で動員30万7960人、興収4億4190万2000円を記録。これは前作のオープニング2日間と比べると動員比134.1%、興収比135.5%の成績。3日間では動員40万人、興収5億7000万円を稼いだ。

3週連続首位と今年の夏興行をリードしてきた「ジュラシック・ワールド」は、公開4週目の週末2日間で動員30万0794人、興収4億7160万8300円をあげ、累計動員は475万人、興収は70億円を突破した。ハリウッドの実写作品で興収70億円を超えたのは、2011年公開の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(最終興収96.7億円)以来、約4年ぶり。鑑賞料金は高くとも、本作をアトラクションのように3Dや4Dなど上映形態を変えた体感型映画として楽しむ若い世代やリピーターも多く、引き続き高い単価、興収を維持しているのが特徴だ。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」も負けじと追随しており、週末2日間で動員19万0170人、興収2億5890万0600円を稼ぎ、累計動員は300万人、興収は40億円を突破。最終興収60億円が現実味を帯びてきた。3位「ミニオンズ」も累計動員370万人、興収45億円を突破。8月最後の土日の興収は前週比91.3%と勢いをキープしている。

新作では他に、人気若手俳優が出演したテレビドラマの劇場版「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」が、全国319スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員16万0143人、興収2億0393万2100円を記録し、初登場5位にランクインした。客層は、ドラマやキャストのファンと思われる若い女性層が中心で、平日の興行次第では興収10億円を超えてくる可能性がある。

6位から8位は「バケモノの子」「インサイド・ヘッド」「BORUTO NARUTO THE MOVIE」とアニメ作品が続いたが、11位の「ポケモン」を含めると、東宝配給作品が6本、東宝東和配給作品が3本と東宝系配給作品で上位が占められた。


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