D・ジョンソンが「最も危険なスタント」と語る「カリフォルニア・ダウン」冒頭映像公開!
2015年8月27日 12:30
[映画.com ニュース] 5月29日に全米公開され、全世界57カ国で1位を獲得したディザスターアクション「カリフォルニア・ダウン」の冒頭映像が公開された。
映画は、米カリフォルニア州を襲った未曾有(みぞう)の大災害に巻き込まれたレスキュー隊員のレイ(ドウェイン・ジョンソン)が、サンフランシスコに残された娘を救おうとするさまを描く。メガホンをとるのは、「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」(2012)でもジョンソンと組んだブラッド・ペイトン監督だ。
本作では、冒頭から手に汗握る救出シーンが繰り広げられる。レイ率いるレスキューチームが、突然起こった地震で道路から崖の側面に転落し、車内に残されてしまった女性を救出すべく出動。だが、救助に向かった隊員は、車両と崖の間に片腕が挟まり、身動きがとれなくなってしまう。レイは両者を助けるため、ヘリコプターの操縦を同僚に預けて自らロープを下ろして降下する。ヘリコプターの燃料がつきかけ、墜落の危険が迫るなか、なんとか全員を助けようと奮闘するレイの姿が、緊迫感たっぷりに描かれる。
スタントの大半を自ら挑戦したジョンソンは、最も危険だったのがこのシーンだと明かす。「僕が崖の横を、ヘリコプターから車までラッペリング(懸垂下降)するところはすべてワンショットで撮影しているんだ。とてもクールだったよ」と振り返る。そして「それは観客にとっても、とても重要な要素だと思うよ。僕だったら、映画のヒーローである男性や女性が実際にそういうことをしているところを見たいものだ」とこだわりを語った。
なお、本シーンでは、ヘリコプターを使った人命救助を活動の一環としているオーストラリア・クイーンズランドの非営利法人ケアフライトが演技指導に携わっており、撮影時にはヘリコプターを貸し出すなど全面バックアップ。ジョンソンは「パイロットたちの仕事に対する姿勢や、どうしたら私情を挟まずに任務を遂行できるかを学んだ。災害時に平常心を失うのは人間の常だと思うんだ。だけど、彼らは大した戦士だよ。一緒に過ごした時間はかけがえのない時間になった」と、パイロットたちに敬意を表した。
「カリフォルニア・ダウン」は、「エンジェル・ウォーズ」(11)のカーラ・グギーノと、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海」(13)のアレクサンドラ・ダダリオが脇を固める。9月12日から全国公開。
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