デビッド・フィンチャー監督の新ドラマ「ユートビア」制作費めぐり降板
2015年8月22日 23:25
[映画.com ニュース]米有料チャンネルHBOで放送予定のデビッド・フィンチャー監督の新ドラマ「ユートビア(原題)」が、制作延期になったとDeadlineが報じた。
同作は、イギリスの同名ドラマの米リメイク版で、未来の災害を予言するグラフィックノベルを手に入れたコミック愛好者たちが陰謀に巻き込まれるというストーリー。脚本を「ゴーン・ガール」のギリアン・フリンが執筆、制作総指揮のフィンチャー監督がシーズン1全エピソードの演出を手がける予定だった。
「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラをはじめ、コリン・フィオール(「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」)、エリック・マコーマック(「ウィル&グレイス」)、ダラス・ロバーツ(「グッド・ワイフ」)、ジェイソン・リッター(「THE EVENT/イベント」)、ブランドン・スコット(「グレイズ・アナトミー」)、アグネス・ディーン(「プッシャー」)らの出演が決まっており、1カ月前にリハーサルが始まっていた。しかし、フィンチャー監督とHBOが制作費をめぐって対立。同作の権利はHBOが握っているため、フィンチャー監督は「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のNetflixに企画を持ち込むことができず、降板した。今後、HBOは新たなクリエイターを探すことになりそうだという。
「ゴーン・ガール」
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