【全米映画ランキング】トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」がV
2015年8月5日 20:40

[映画.com ニュース]先週末の全米ボックスオフィスは、トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」が公開され、約5700万ドルを稼いだ「M:I-2」(2000年)に次ぐ、シリーズ歴代2位となる約5550万ドルのオープニング興収で見事首位デビューを果たした。
同作は、クルーズが1996年の第1作公開から製作・主演を兼任してきた大ヒット・スパイアクション・シリーズの第5弾。今回はCIAの秘密組織であるIMF(Impossible Mission Force)に対抗する謎のならず者組織「シンジケート」と、「シンジケート」の暗躍により祖国から追われる身となったイーサン・ハント(クルーズ)らIMFメンバーとの対決が描かれる。すでに「シリーズ最高傑作」との声が批評家、観客の双方からあがっている通り、アクション、サスペンス、そしてセルフパロディを含む遊びやユーモアなどあらゆる点でシリーズの到達点ともいえる完成度の高い作品となっている。
TVシリーズ「スパイ大作戦」の人気者だったジム・フェルプスを殺してIMFのリーダーの座に着いたイーサン=クルーズに、オールドファンから非難の声があがったのが96年の第1作。あれから約20年を経て、クルーズによる映画ならではのアクションを重視した「ミッション:インポッシブル」と、チームプレーとユーモアで見せる「スパイ大作戦」がついに融合し、仲間に助けられながらミッションを完遂するイーサンが名実ともにIMFのリーダーになったように感じられるのも嬉しいところだ。
ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウー、J・J・エイブラムス、ブラッド・バードに続いてメガホンをとったのは「ユージュアル・サスペクツ」の脚本でオスカーを受賞したクリストファー・マッカリー。共演にはジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ビング・レイムス、アレック・ボールドウィン、レベッカ・ファーガソン、ショーン・ハリス。公開時期は不明だが、パラマウントはすでにシリーズ第6作の製作に着手しているという。
約1470万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは「Vacation」。1980年代に流行した<ナショナル・ランプーン>の同名シリーズをエド・ヘルムズ主演でリメイクしたが、レビューも興行も振るわず。共演はクリスティーナ・アップルゲイト、クリス・ヘムズワース、チャーリー・デイ、レスリー・マン、チェビー・チェイスほか。監督は「モンスター上司」の原案を手がけたジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタイン。
3位には2週連続首位だった「アントマン」が続き、4位「ミニオンズ」は累計興収が3億ドル目前となっている。
今週末は、マーベルの人気ヒーロー映画をリブートした「ファンタスティック・フォー」に、メリル・ストリープ主演のコメディドラマ「リッキー・アンド・ザ・フラッシュ(原題)」などが公開となる。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ