吉田羊「心が叫びたがってるんだ。」でアニメ声優初挑戦!「正直あこがれていた」
2015年8月5日 19:50

[映画.com ニュース] 女優の吉田羊が、映画「心が叫びたがってるんだ。」でアニメ声優に初挑戦することがわかった。「映画 ビリギャル」「HERO」など話題作への出演が相次ぐ吉田は、今作では主人公の母親・成瀬泉に声を吹き込む。「アニメーションへのアフレコに正直あこがれていたので、今回お話をいただいたときは嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せている。
さらに、アフレコの感想を「声だけで感情を表現するという作業が、見ていると簡単そうに見えても、やってみるとすごくそれが難しくって、私にとってはすごくいい経験となりました」と話す。実写との違いについては「リアクションと言われる演出が難しかったです。『振り向き』とか『あいまいな挨拶』などです」といい、「普通に生きていたら、振り向きで“はっ”とか言わないじゃないですか。でもそれをあえて音にすることで振り向いたということをわからせる。振り向く瞬間にその人がどういう思いでいるのかをわからせるという作業が、すごく新鮮でした」と語った。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀が再びタッグを組んだ青春群像劇。主人公の少女・成瀬順は、幼いころ「あること」をうっかり話したことで、家族をバラバラにしてしまう。そんな順の前に“玉子の妖精”が現れ、「しゃべること」を封印される。それ以来、目立たずに暮らしていた順だったが、ひょんなことからミュージカルの主役に抜てきされる。
吉田演じる泉は、言葉を失った順を心配する一方、つい厳しく当たってしまう母という役どころ。「順にかける言葉は大体きつい言葉が多いのですが、それは愛情の裏返しなのだと思っておりました。本当は順をとても愛していて、距離を縮めたいと思っている気持ちはぶれずにいたいと思っておりました」と込めた思いを明かしている。
「心が叫びたがってるんだ。」は、内山昂輝、水瀬いのり、細谷佳正、雨宮天が声優を務めている。9月19日から全国公開。
(C)KOKOSAKE PROJECT
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