スパイク・リー監督の新作がアマゾンのオリジナル映画第1弾に
2015年7月22日 23:45

[映画.com ニュース] アマゾン・スタジオがスパイク・リーの新作でオリジナル映画事業に参入することが明らかになったと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
アマゾンのストリーミング動画サービス向けにドラマ制作を行う同社は、スパイク・リー監督の新作映画「Chi-Raq」で映画制作に参入。もともとは2016年のカンヌ国際映画祭で同作をプレミア上映する予定だったが、作品の仕上がりに満足した同社はアカデミー候補作として年内のアメリカ国内での上映を決定したという。劇場公開を終えてから比較的早い時期に、アマゾン・プライム会員向けにストリーミング配信されることになる。
「Chi-Raq」は古代ギリシャの喜劇「女の平和」を現代的にアレンジしたもので、黒人同士の銃暴力が過熱する米シカゴを舞台に、女性たちが争いの終結を求めてセックス・ストライキを行うというストーリー。主演は「MAD MEN マッドメン」の黒人秘書ドーン役で知られるテヨナ・パリスで、ウエズリー・スナイプス、アンジェラ・バセット、サミュエル・L・ジャクソンらが出演。ちなみに、タイトルはシカゴとイラクを掛け合わせた造語だという。
アマゾンの映像部門は、制作費500万ドルから2500万ドルの程度の小中規模作品を年間12本程度公開する目標を掲げており、エリビス・プレスリーとリチャード・ニクソン大統領を描く「エルビス&ニクソン(原題)」、テリー・ギリアム監督作「ドンキ・ホーテを殺した男(原題)」などが準備中だ。
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