ハリウッドで「進撃の巨人」ワールドプレミア スタンディングオベーションに三浦、水原も感激
2015年7月16日 17:10
[映画.com ニュース] 諫山創氏の大ヒットコミックを実写映画化した2部作の前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が、8月1日の日本公開を前に世界63の国と地域での配給が決定し、7月14日(現地時間)には米ロサンゼルスでワールドプレミア上映が行われた。主人公エレン役の三浦春馬、ヒロインとなるミカサ役の水原希子、そしてメガホンをとった樋口真嗣監督が渡米し、プレミアに出席した。
会場となったのは、映画の都ハリウッドの中でも伝統と格式のあるエジプシャンシアター。英語で上映前の舞台挨拶を行った三浦や水原、樋口監督は、本場の観客とともに映画を鑑賞した。
謎の巨人たちと人類との壮絶な戦いを描いた同作。劇中にはCGと生身の人間が演じた巨人、ミニチュアによる特撮などが駆使された映像表現が用いられているが、上映後はスタンディングオベーションが巻き起こり、CG全盛のアメリカ映画を見慣れた観客たちからも受け入れられた様子。三浦は「映画の本場ハリウッドの皆さんに評価していただけて、とても嬉しく思います。上映中、何度か泣きそうになりました」と胸をなでおろした。
水原も「もう言葉が出てこないくらい、感動しています。自分が、こんなに感動するタイプではないと思っていたので、そんな自分にも驚いているし、今日は、最高の日になりました」と感無量で、樋口監督も「『進撃』の大ファンであり、映画を楽しむことをよく知っている皆さんの反応が素晴らしかったし、とても嬉しく思っています」と話した。
この日の観客の中には招待客として、「ロッキー」シリーズのアポロ・クリード役で知られるカール・ウェザースの姿も。ウィザースは映画について「とにかく巨人が怖かった! 俺が映画の中で戦ってきた人たちとは比べようがないね! 巨人に遭遇したら一目散に逃げるよ!」と感想を残していた。
「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は8月1日から全国公開。後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」は9月19日公開。