梶裕貴「ガンバと仲間たち」主人公に!神田沙也加は邦画声優に初挑戦&「アナ雪」以来の劇中歌披露
2015年7月14日 05:00

[映画.com ニュース] 映像製作会社の白組が構想15年、製作期間10年、総製作費20億円をかけて児童小説の不朽の名作を3DCGアニメーションで映画化する、「GAMBA ガンバと仲間たち」の主人公ガンバの声を、人気若手声優の梶裕貴が務めることが決まった。また、「アナと雪の女王」のアナ役で圧倒的な演技力・歌唱力を日本中に知らしめた神田沙也加が、ヒロインの潮路(しおじ)役として邦画声優に初挑戦し、「アナ雪」以来となる劇中歌を披露する。
梶が息吹を注ぎ込むガンバは、相棒のマンプクと一緒に暮らしていた街ネズミ。海を見るための旅の途中で出会った島ネズミの忠太の故郷「夢見が島」を白イタチの“ノロイ”から救うべく、船乗りネズミのヨイショ、ガクシャ、ボーボ、イカサマらとともに船に乗り込むという設定だ。「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役、「七つの大罪」のメリオダス役など、これまでに人気アニメの主演を数多く務め上げてきただけに、今作でどのようなガンバ像を構築してくるのかに注目が集まる。
人気No.1の実力派の梶だが、「誰もが知る歴史ある作品で、そうそうたる大先輩方と共演するのは緊張とプレッシャーの連続でしたが、楽しんで演じさせていただきました」と、どこまでも謙虚な姿勢を貫く。そして、「正義感にあふれ、常にまっすぐなガンバたちの姿が、子どもたちに夢を与え、大人たちには幼い頃の気持ちを思い出させてくれると信じています」と語っている。
一方の神田が声を吹き込んだヒロインの潮路は忠太の姉で、家族の思いの優しく可憐で強い女の子という役どころだ。助けを呼ぶために島を飛び出した忠太の帰りを健気に待ち、ガンバたちが戦いに加わってからは気丈に振舞いながら献身的に一同を支える。神田は、潮路について「すごく芯が強くて、心で皆の事を引っ張っていくヒロインでもあると思うので、かわいらしさだけでなく母性も見せていければいいなと思いました。懸命にスクリーンを駆け回る彼らを、ぜひぜひ劇場で見守ってあげてください」とコメントを寄せた。
古沢良太が初めてアニメーション作品の脚本を執筆した今作は、斎藤惇夫氏が1982年に発表した「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(岩波書店刊)が原作。1975年に放送されたテレビアニメ「ガンバの冒険」に連なる形で84年と91年に2度映画化されているが、今回は3DCGに限定する形で斎藤氏の許諾を得た。そして、「スパイダーマン」「アベンジャーズ」などハリウッド大作で製作総指揮を歴任してきたアビ・アラドがエグゼクティブプロデューサーに就任したほか、第86回アカデミー賞で3冠に輝いた「それでも夜は明ける」に楽曲を提供したベンジャミン・ウォルフィッシュが作曲を担当するなど、国際色豊かなプロジェクトとなっている。
「GAMBA ガンバと仲間たち」は、10月10日から2D/3Dで全国公開。
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