戸田恵梨香「日本のいちばん長い日」に特別出演!原田眞人監督作品に連続参加
2015年7月14日 05:00
[映画.com ニュース] 女優の戸田恵梨香が、「クライマーズ・ハイ」(2008)、「わが母の記」(12)の原田眞人監督がメガホンをとった「日本のいちばん長い日」に特別出演していることがわかった。
昭和史研究の第一人者・半藤一利氏によるノンフィクションを映画化。昭和天皇がポツダム宣言を受諾し、太平洋戦争終結を決定した1945年8月14日から、自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた翌15日の正午までの24時間を中心に、内閣総理大臣や陸軍大臣、昭和天皇からその家族といったさまざまな立場の人々の視点から描く。主演を務めた役所広司のほか、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努ら実力派俳優が共演している。
原田監督の前作「駆込み女と駆出し男」(15)に続いての出演となる戸田が本作で演じるのは、ラジオ局放送員の保木令子。玉音放送が流される数時間前の15日未明、本土決戦を望んでクーデターを起こし、放送を中止させようとラジオ局に押しかけた畑中健二少佐(松坂)ら青年将校たちに臆することなく、き然と立ち向かった女性放送員を力強く演じている。このほど公開された場面写真では、保木は放送局に押し入った将校たちをまっすぐ見据えており、その芯の強さがうかがえる。
「日本のいちばん長い日」は、8月8日から全国公開。