シュワ、引退説完全否定!「ターミネーター」5カ月に及ぶ撮影も「仕事が楽しい」
2015年7月11日 10:00

[映画.com ニュース] 大ヒットシリーズの最新作「ターミネーター:新起動 ジェニシス」で、T-800ターミネーターを再び演じたアーノルド・シュワルツェネッガーが、同シリーズとしては「ターミネーター3」(2003)以来約12年ぶりに来日し、映画.comのインタビューに応じた。
未来の運命を握る女性サラ・コナー(エミリア・クラーク)とT-800ターミネーターが、人工知能“ジェニシス”の反乱で人類が滅亡する“審判の日”を止めるために共闘するストーリー。これまでのシリーズの時間軸をリセットし、カイル・リース(ジェイ・コートニー)やジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)といった過去作の人気キャラクターに加え、最新型ターミネーター“T-3000”が登場する。
本作を振り返り「すべてのシーンが思い出深く、すべてが見どころだ」と豪語するシュワルツェネッガーは、撮影には約5カ月を費やし、入念にワークアウトを重ねてT-800ターミネーターの体を作り上げた。本作ではCG処理によって若き日のシュワルツェネッガーを“復活”させ、新旧T-800ターミネーター同士が激突するシーンが描かれるが、映像技術の進化は演じ手であるシュワルツェネッガーにも新鮮な体験をもたらしたと言う。「CGが相手のシーンでは、“無”と戦うことがあったよ。印象的な仕事だった。スタントコーディネーターの指導を受けながら、ほぼ1日、“無”と戦っていた。忘れられない経験だよ(笑)」。
さらに、シュワルツェネッガー本人が「気に入っている」と語るのは、サラとT-800の親子にも似た絆を描く本作のドラマパート。「初期のT-800ターミネーターは、人間味がない完全なる殺人マシンだった。しかし今回は、サラと長い時間を過ごしていて人間的な要素が芽生えている。あえて人間的なことをしてみるものの、失敗してしまうこともあるんだ。その感覚が面白いよね。演じる俳優としては、ただの平面に工夫を加える作業は楽しいものだ」と、慣れ親しんだキャラクターの変化を楽しんだ様子を語る。
精力的に俳優業をこなすシュワルツェネッガーは、67歳という年齢にも「引退などあり得ないよ」と、T-800並みのタフさを見せ、「若いやつにチャンスをあげるために、年寄りは引っ込めって? でも仕事が楽しいんだ。なぜ辞めなくちゃいけない(笑)?」と笑い飛ばす。今後も、リブート版の「コナン・ザ・グレート」の脚本が完成済みで、「ツインズ」の続編となる「トリプレッツ(原題)」には、新たにエディ・マーフィーを“兄弟”に迎えて撮るとうれしそうに語っていた。
「ターミネーター:新起動 ジェニシス」は、7月10日から全国公開。

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