「ハート・ロッカー」脚本家の新作に、J・C・チャンダー監督
2015年7月9日 21:15

[映画.com ニュース] 「マージン・コール」(ケビン・スペイシー主演)、「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」(ロバート・レッドフォード主演)などで知られるJ・C・チャンダー監督が、新作「トリプル・フロンティア(原題)」のメガホンを検討していることがわかった。
本作は当初、「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」の監督キャスリン・ビグロー&脚本家マーク・ボールのコンビによる新作として準備が進められていた。しかし、ビグロー監督とボールは、アフガニスタンでの任務中に失踪し、タリバンに5年間拘束された末、昨年5月に解放された米兵ボウ・バーグダールについての新作に注力するため、本作を降板。米Deadlineによれば、代わりに現在、チャンダー監督が米パラマウント・ピクチャーズと交渉中だという。
ボールが執筆した「トリプル・フロンティア」は、南米のアルゼンチン、ブラジル、パラグアイの国境付近、犯罪組織が暗躍する「三国国境地帯」を舞台にしたクライムアクションで、5人の主要キャラクターが登場するらしく、トム・ハンクス、ウィル・スミスが出演に興味を示している。
チャンダー監督は、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞作品賞に輝いたサスペンス「ア・モスト・バイオレント・イヤー(原題)」(オスカー・アイザック、ジェシカ・チャステイン、デビッド・オイェロウォ出演)が今秋、日本公開される。
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