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オダギリジョーが仏語で画家・藤田嗣治の半生を演じる「FOUJITA」予告編

2015年6月26日 11:00

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「FOUJITA」の一場面
「FOUJITA」の一場面
(C)2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド

[映画.com ニュース] オダギリジョー初の欧州進出作で、1920年代からフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を演じた映画「FOUJITA」(フジタ)の予告編が公開された。

死の棘」の小栗康平監督10年ぶりの新作で、1913年に27歳で単身フランスへ渡り、フランスと日本、そして戦争という時代に生き、画家を全うしたフジタを静謐な映像美で描いた。共演は、中谷美紀加瀬亮岸部一徳ら。オダギリは本作出演にあたり、フランス語を猛特訓して撮影に挑んだ。

予告編では、“乳白色の肌”と称された裸婦像が絶賛を浴び、「エコール・ド・パリ」の寵児となり、フランスでの華やかな社交生活を謳歌するフジタと、40年に帰国した戦時下の日本で“戦争協力画”を田舎で描くことになったフジタの姿を対比させている。なお、フジタが女装して招待客を出迎えたパーティシーンは、歴史ある貴族の館が多く残るパリのマレ地区にあり、16世紀に建てられたルネサンス様式の「パリ歴史図書館(ラモワニョン館)」で撮影が行われた。

FOUJITA」は11月14日から角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開。


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