【国内映画ランキング】「ラブライブ!」驚異的な強さで首位発進、「海街Diary」は2位スタート
2015年6月16日 10:30
[映画.com ニュース] 6月13~14日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。TV放送、CDリリース、ライブイベントなど、様々なメディアミックス展開で大人気となったTVアニメの完全新作劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」が、各公開劇場で満席続出の大ヒットスタートを切り、初登場1位を獲得した。全国121スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員25万1811人、興収4億0023万5800円という驚異的な成績をたたき出した。
クリアファイル付の特典付前売券第1弾(全10種類)、クリアポスター付の特典付前売券第2弾(全9種類)は全劇場で全種類が完売。B3タペストリー付の通常前売券(3120円)も含めて1人で複数枚購入する者もみられるようで、公開初日に実施されたファンミーティングの幕張メッセ公演が、特別ライブビューイングで上映(2800円)されたのも大きく寄与。121スクリーンという絞った公開規模ながら、1館あたり約330万円と稼働率が非常に高いのが特徴。最終興収で20億円以上が狙える出足となった。
第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された是枝裕和監督の新作「海街diary」は、全国323スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員18万1642人、興収2億2911万7100円をあげた。こちらも好スタートだが、「ラブライブ!」には及ばず初登場2位となった。是枝監督はもちろん、主人公の4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが宣伝活動でフル稼動し、公開前に多くの情報番組で露出を見せた。作品の評価が高いことから息の長い興行が予想されており、興収10億円を超え、どこまで数字を伸ばしてくるか注目される。
前週1位スタートを切ったディズニー「トゥモローランド」は3位に後退し、以下「予告犯」「新宿スワン」などが順位を下げたが、8位の「映画 ビリギャル」が公開45日で遂に動員200万人、興収25億円を突破した。上映スクリーン数も298と拡大している。授業の一環として団体で鑑賞する学校が現れているほか、土日はカップルや家族連れなどで未だに満席となる劇場も多い。さらに、平日はシニアも多数来場するなど幅広い層に受け入れられてロングランヒットとなっており、社会現象化している。
全国94スクリーンで公開中の「あん」は10位をキープし、興収は2億円を突破。人気テレビアニメの新編集版「弱虫ペダル Re:ROAD」は、全国20スクリーンという小規模公開ながら14位となった。
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