ハリウッド実写版「AKIRA」に新脚本家
2015年6月10日 12:05

[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースによる大友克洋のコミック「AKIRA」の実写映画化企画に、「サン・オブ・アナーキー」「ダ・ヴィンチと禁断の謎」の脚本家マルコ・ラミレスが起用されたと、米ハリウッド・レポーター誌が報じた。
レオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイと「アメリカン・スナイパー」のアンドリュー・ラザーがプロデュースする本作は、2008年にワーナーが映画化権を獲得して以来、一進一退を繰り返しており、直近では、昨年7月に「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の脚本家ダンテ・ハーパーがプロジェクトに加わった。しかし、メガホンをとる予定のジャウム・コレット=セラ監督(「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」)は、今年3月上旬、全く進展がないと米Colliderのインタビューで明かしていた。
ゲイリー・ウィッタ版の脚本では、舞台が2019年の人工都市ネオ東京から、終末戦争後の近未来の“ニュー・マンハッタン”に変更されていたが、新たにペンをとるラミレスがこの設定を踏襲するのか、一から脚色し直すのかは不明だ。
なおラミレスは、今年スタートしたネットフリックス版のドラマ「デアデビル」でも数エピソードの脚本を執筆しており、来シーズンでは脚本家チームをまとめる共同ショーランナー(現場責任者)を務めることが決まっている。
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