ブラッド・ピット主演の新作「ウォー・マシーン」がネットフリックスで配信

国際治安支援部隊司令官および、アフガン駐留軍司令官を務めたスタンリー・マクリスタルをモデルにしたキャラクターをめぐる風刺コメディで、「奪還者」「アニマル・キングダム」のデビッド・ミショッド監督がメガホンをとることになる。ローリング・ストーン誌の記者としてマクリスタル司令官に同行したマイケル・ヘイスティングスによるノンフィクション本「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America's War in Afghanistan」が原作だが、主人公は架空の人物になる。

当初、プロデューサーを兼ねるピットは通常の映画として企画していたが、ネットフリックスでのストリーミング配信に方針転換。一方、「ハウス・オブ・カード　野望の階段」「Orange is the New Black」「デアデビル」などのオリジナルドラマで存在感を放っているネットフリックスは、長編映画にも進出している。

イドリス・アルバ主演「Beasts of No Nation」(ケイリー・ジョージ・フクナガ監督）や複数のアダム・サンドラー主演映画を獲得しているが、ハリウッドのトップスターが出演する「ウォー・マシーン（原題）」は、これまでで最大の挑戦となる。製作費は3000万ドル前後だという。

ちなみにピットは、妻アンジョリーナ・ジョリーが監督する「バイ・ザ・シー（原題）」への出演を終えている。「ウォー・マシーン」の後には、ロバート・ゼメキス監督のタイトル未定のスパイスリラー、「ワールド・ウォー・Z 2（仮題）」の出演が控えている。