ピクサー全15作品で声優を務める“レジェンド”が「インサイド・ヘッド」LAプレミアに見参!
2015年6月10日 18:10

[映画.com ニュース]ピクサーの記念すべき第1作「トイ・ストーリー」(1996)から最新作「インサイド・ヘッド」まで、歴代全15作品で声優を務めてきた声優ジョン・ラッツェンバーガーが6月8日(現地時間)、米・ロサンゼルスで行われた「インサイド・ヘッド」のプレミアイベントに出席。本作の監督であるピート・ドクター、製作のジョナス・リベラ、製作総指揮を務めるジョン・ラセターらスタッフ陣も登場し、本作における熱い思いを語った。
「トイ・ストーリー」シリーズのブタの貯金箱、ハム役や「モンスターズ・インク」(02)「モンスターズ・ユニバーシティ」(13)の雪男役をはじめ、これまでにさまざまなキャラクターを演じてきたラッツェンバーガーは、「ピクサーは20周年という節目の年を迎えたけれど、すべての作品にかかわってこられたことを本当にうれしく思っているよ」と感無量の面持ち。「インサイド・ヘッド」で演じたキャラクターについて「僕が演じたのはフリッツというキャラクターだよ。でも、言えるのはここまでだから、あとは劇場で探してみてほしい!」と茶目っ気たっぷりに明かした。
製作のジョナス・リベラは、ラッツェンバーガーに対して「僕らにとって、彼はまさに幸運のお守りだよ。今までの15作品で、ラッツェンバーガーは大小さまざまな役割を演じているんだ。もちろん、この作品にも登場するよ。ぜひ劇場で発見してほしい。僕たちは彼のことが大好きだし、ピクサーファミリーにいてくれていることををとても誇りに思うよ」とニッコリ。その言葉を受け、監督のピート・ドクターは「僕にとって、ラッツェンバーガーはすべての作品にまたがる、橋のような存在なんだ。ジョン・ラセターもね。ジョン同士だね(笑)」と続け、スタジオを支え続けてきた“2人のジョン”についてジョークを交えつつ、賛辞を送った。
スタッフ陣が口をそろえてラッツェンバーガーを称賛するなか、ラセターは本作の見どころについて「『インサイド・ヘッド』をみなさんにお披露目できて本当に興奮している。この作品は、我々ピクサーにとっても特別なものになったよ。本作では、みなさんの頭の中で、感情や思い出がどのような形をしているかを描いているんだ。ストーリーは、11才の女の子の感動的な成長物語。子どもたちの成長過程で、彼らの頭や心の中で何が起きているのか、それを見るのはとても面白いはずだよ」と語った。さらに、日本のファンに向けて「きっとみんな、この作品を楽しんで、大好きになってもらえると思うな。笑って、泣いて、心が温かくなるよ! 僕たちは日本が大好きさ。また日本に行けることを心待ちにしているよ。ドウモアリガトゴザイマス!」と日本語で締めくくった。
11歳の少女ライリーの頭の中を舞台にした冒険ファンタジー「インサイド・ヘッド」は7月18日から全国公開。ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミという5つの感情を主人公に、ライリーが見知らぬ土地で新生活を始めたことから引き起こされる、頭の中での冒険を描く。
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