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本広克行監督「幕が上がる」続編製作を示唆!高城れに意欲満々

2015年6月5日 20:10

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「2015年 神戸三宮映画祭」に参加した本広克行監督と高城れに
「2015年 神戸三宮映画祭」に参加した本広克行監督と高城れに

[映画.com ニュース]本広克行監督が6月5日、兵庫・OSシネマズ ミント神戸で開催中の「2015年 神戸三宮映画祭」で上映された「幕が上がる」の舞台挨拶に出席し、同作の続編製作を示唆した。「本当に大事な映画だから」と前置きし、「『幕が上がる』の1年後の話をやったら面白いよね。いま、一生懸命に企画書を作っています。ガルルは高校を卒業したらどうなるんだろうとか、いろんなことを妄想しています」と明言した。

「ももいろクローバーZ」の高城れにが登壇したこの日、場内は“パープル”一色。本広監督が続編に関する話題を唐突に語り始めると、場内のボルテージは最高潮に。高城は、「初めての本格的な映画出演作が、こんなに今でもたくさんの人に愛されて幸せ。ひとまず私たちの『幕が上がる』は幕を閉じますが、いつになるかわからないけど、続編ができるように頑張りたい」と目を輝かせながら強い意欲をにじませた。

劇作家・平田オリザ氏の同名小説を映画化した同作は、2月28日に全国127スクリーンで封切り。百田夏菜子演じる部長の高橋さおりら弱小高校演劇部の部員たちが、元学生演劇の女王と言われた吉岡先生(黒木華)と出会ったことから全国大会を目指すことになり、演劇に打ち込んでいく日々を描く。

本広監督は、「(有安杏果が演じた)中西さんは、最初はれにちゃんだったんだよ」とキャスティングに関する裏話を暴露。高城は「なんで? やりたいって言ったじゃん!」と頬を膨らませて猛抗議。それでも、「今日だって神戸牛につられてまんまと来たのに、自分だけ食べちゃって! いいんですけどね、皆さんに会えたから」といとおしそうに場内を見わたしていた。

「2015年 神戸三宮映画祭」は、6日まで開催。

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