“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが日本語で「コンニチハ」!メッセージ動画入手
2015年6月3日 11:00
[映画.com ニュース] “北欧の至宝”と呼ばれ、国際的に活躍するデンマークの名優マッツ・ミケルセンが、主演映画「悪党に粛清を」のキャンペーンのため、5月中旬に初来日。その際に制作した日本語メッセージ動画を、映画.comがいち早く入手した。
母国語のデンマーク語のほか、英語とスウェーデン語も堪能なことで知られるミケルセンが、たどたどしい日本語で「シンジュクムサシノカンニ、オコシノミナサン、コンニチハ」と挨拶。ファンならずとも頬が緩むようなほほ笑ましい姿をみせた。日本語メッセージ動画は、メイン館である東京・新宿武蔵野館のロビーで6月6日から上映されるほか、一部の上映館で異なるバージョンが順次上映される予定だという。
ミケルセンが初来日時に舞台挨拶を行った新宿武蔵野館は、いまやファンの“聖地”と化しており、ミケルセンが一服した喫煙所や実際に利用したエレベーターを見ようと訪れるファンが後を絶たないという。同劇場では、直筆サイン入りポスターや等身大パネルが掲出されているほか、ウエスタンの世界観を表現したブースが設置されたり、エレベーターにラッピング広告が施されたりするなど、劇場中がミケルセン尽くしとなっている。
また、お披露目された動画には、初公開となるメイキング映像も収められた。開拓時代のアメリカを再現するためロケ地に選ばれた南アフリカの空気感や、ウエスタンには欠かせない馬を乗りこなすキャストたちの姿、ミケルセンをはじめ共演者のエバ・グリーンらが華麗な銃さばきを見せる様子など、貴重な撮影風景とキャスト・スタッフのコメントが盛り込まれている。
本作は1870年代のアメリカを舞台に、妻子を殺された元兵士ジョンが、孤独で壮絶な復しゅうに身を投じていく姿を描いたウエスタンノワール。「偽りなき者」でカンヌ国際映画祭の男優賞に輝き、現在は米テレビシリーズ「ハンニバル」のハンニバル・レクター博士役で活躍中のミケルセンが孤高の主人公ジョンを演じ、ミケルセンと同じくデンマーク出身の鬼才クリスチャン・レブリング監督(「キング・イズ・アライヴ」)がメガホンをとった。6月27日から全国公開。