感極まって涙する宮沢りえ! 「紙の月」クランクアップ映像公開
2015年5月29日 16:00

[映画.com ニュース]直木賞作家・角田光代氏のベストセラー小説を宮沢りえ主演で映画化した「紙の月」のメイキング映像とクランクアップ映像が、ブルーレイ&DVDの発売に合わせて公開された。
本作は、契約社員として外回りの仕事に従事する銀行員の主婦・梨花(宮沢りえ)が、年下の大学生・光太(池松壮亮)との出会いがきっかけで顧客の預金に手をつけ、巨額の横領に手を染めていくさまを描いたサスペンス。「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督がメガホンをとり、第27回東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞を受賞。第38回日本アカデミー賞でも最優秀女優賞を受賞した。
メイキング映像は、横領を銀行に知られてしまった梨花が全力疾走で逃げる、映画のクライマックスともいえるシーンの撮影を映したもの。毎カット全力で走り足の疲労が限界に達しながら、痛みをこらえつつ走る宮沢の女優魂を垣間見ることができる。
またクランクアップの瞬間を収めた映像では、吉田監督から花束を渡され、感極まって目に涙を浮かべる宮沢の姿を捉えている。吉田監督と熱い抱擁を交わした後、「いやあ、最後まで吉田組の厳しさを味わいました。撮影に入る前はすごく不安だったんですけど、このスタッフと大八監督の演出で、梨花の役が浮き彫りになっていく瞬間を毎日目の当たりにできて本当に幸せでした」と語る晴れやかな表情からは、役を演じきったことの達成感と充実感が伝わってくる。
「紙の月」ブルーレイ&DVDは発売中、6月2日レンタル開始。セル版には宮沢りえ、吉田大八監督による音声コメンタリーも収録される。
(C)2014「紙の月」製作委員会
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