1年に1晩だけ全ての犯罪が合法に…全米大ヒット「パージ」2作連続公開決定！

タイトルの“パージ”とは、人々の生活を裕福にするため、安全を維持するために政府が定めた「1年に1晩（12時間）だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる」という法律のこと。国民はこの夜、1年の間にたまった怒り、憎しみ、恨みを解き放つことが許される。午後7時に政府による放送とサイレンが鳴り響くと、翌日の午前7時まで街は完全に無法地帯となり、その間、警察・消防・医療といった機関は全て停止。ある者は殺しや強盗に手を染め、ある者は逃げ惑い、家に立てこもることでその夜をやり過ごす。

イーサン・ホークが主演した1作目では、パージ開始直後に命を狙われている男を家にかくまってしまった家族の運命を描く。続編ではキャストが一新され、「キャプテン・アメリカ　ウィンター・ソルジャー」のフランク・グリロが主演。パージ発令後、逃げ遅れた夫婦と母娘、そしてある目的を持った男が行動をともにし、生き残りをかけた壮絶な戦いを繰り広げる。

「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの製作ジェイソン・ブラムと、「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイがタッグを組んでプロデュース、ジェームズ・デモナコが監督・脚本を務めた。2013年に全米公開された1作目は、R指定にも関わらず全米ランキング初登場1位、翌14年に封切られた続編も2週にわたりトップ10入り、2作合わせて世界興行収入200億円を突破した。14年のハロウィンシーズンには、米ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドとユニバーサル・スタジオ・フロリダに本作の世界観を再現した特別エリアが期間限定でオープンするなど、大きな話題を呼んだ作品だ。

東京・TOHOシネマズ日劇では、「日劇スリルナイト」と銘打ちレイトショー上映を実施。同劇場ではこれまで、夏のレイトショー枠で「日劇サマーナイト」として「デビル」や「ピラニア3D」、「日劇モンスターナイトカーニバル」として「遊星からの物体X ファーストコンタクト」など、良質のホラー映画やスリラー映画を上映してきた。「パージ」は7月18日から、「パージ：アナーキー」は8月1日から、同劇場ほか全国で公開。