橋口亮輔監督「恋人たち」、光石研ら個性派の共演者たちが明らかに!
2015年5月11日 07:00

[映画.com ニュース] 数々の映画賞を受賞した「ぐるりのこと。」から7年ぶりとなる橋口亮輔監督のオリジナル脚本による長編映画「恋人たち」が間もなく完成するが、すでに発表済みのキャスト、篠原篤、リリー・フランキーに加え、橋口ワールドを支える実力派の共演者たちが明らかになった。
作品は、沖田修一監督「滝を見にいく」(2014)に続く、松竹ブロードキャスティングによる作家主義、俳優発掘を理念としたオリジナル映画製作プロジェクトの1本で、キャストのほとんどをワークショップに参加した新人俳優が演じる。通り魔殺人事件によって妻を失った男アツシに、橋口監督の中編「ゼンタイ」にも参加した篠原、「ぐるりのこと。」で主演デビューし、今や日本映画界に欠かせない俳優の一人となったリリーが、アツシの先輩を演じている。
また、自分に関心を持たない夫、そりが合わない義母と暮らす平凡な主婦・瞳子に、「ゼンタイ」でスーパーの店員を演じた成嶋瞳子、同性愛者で完ぺき主義のエリート弁護士に、ビジネスコンサルタントを経て俳優になった異例の経歴をもつ池田良と、篠原とともにそれぞれ異なる“恋人たち”として、物語の軸を担う。

さらに、瞳子の生活にひとすじの光を与える男に名脇役の光石研、その愛人役をNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で好演した安藤玉恵が演じるほか、瞳子の姑役に木野花、アツシの先輩役に黒田大輔、区役所職員役に山中崇、弁護士の親友役に山中聡、女子アナ役に内田慈と、多彩な個性派俳優陣が集結した。
橋口監督は「『今の日本が抱えていること、そして絶対にメジャー映画では拾わないであろう“人間の感情”を、ちゃんと拾ってあげたい』と思って制作に取り掛かりました。この映画を見た方に『ああ、ここに自分と同じ思いがある』と、感じてもらえたら、この映画が、その方の支え、救いになるのではないかと思っています」と、オリジナル作品への想いを語っている。
「恋人たち」は11月、テアトル新宿ほか全国で公開される。
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